第2話

FILE.1…傷だらけ少女
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2026/03/01 02:13 更新
(No Side)
ある日の米花町。
有名な探偵、眠りの小五郎こと毛利小五郎が住む探偵事務所近くで、1人の女子高生がそこへ歩いてきた。
彼女の名前は毛利蘭。
毛利小五郎の娘であり、今は高校の空手の合宿から帰ってきた後であった。
蘭「さて、今日の晩御飯は何にしようかなぁ…」
そう呟きながら、蘭が探偵事務所へ続く階段に入ろうとした時だった。
蘭「…え?」
蘭は、探偵事務所と喫茶ポアロの建物と、隣のいなり寿司の店の間の狭い場所に人影が見えた気がした。
蘭が恐る恐るその人影に近づいてみると…









































































































?『…………………。』
人影の正体は、傷だらけで倒れている少女だった。
顔や体は火傷らしき傷や痣、切り傷のようなものが沢山あり、着ている白いワンピースは破れている箇所もあった。
蘭「た、大変!」
蘭はすぐさまその少女にかけより揺する。
蘭「ちょっと!大丈夫!?しっかりして!」
?『………………………。』
激しく揺らしながら声をかけるが、少女が目を覚ます気配がない。
どうやら気を失ってしまってるようだ。
蘭「と、とりあえず救急車…!」
蘭は懐から携帯を取り出したが、
すぐになにか思い出したかのような顔をした。
蘭「って、そうだった…さっき充電切れたんだった…」
蘭は仕方ない、と言わんばかりに少女を抱えあげて、すぐさま探偵事務所への階段を駆け上がったー。
コナン「………遅いなぁ蘭姉ちゃん」
訳あって毛利探偵事務所に居候している、小学一年生の少年、江戸川コナンは来客用のソファに腰掛けながらそう呟いた。
小五郎「ったく、どこで道草食ってるんだ?」
小五郎は呆れたようにため息つきながらそう呟いた。
コナン(蘭の性格的に連絡なしで道草するなんてことないと思うんだがな…。)
そうコナンが考え込んでいたときだった。
ドドドドドドッ…
コナン「…?」











































































































































バンッ!!
コナン、小五郎「「ビクッ!?」」
ドタバタと誰かが走る音が近づいたと思ったら突然、探偵事務所のドアが勢い良く、まるで壊れるんじゃないかと言わんばかりに開いた。
コナンと小五郎は驚きながら思わずドアを振り返る。
蘭「はぁ…はぁ…」
そこにいたのは、肩で息を切らしている蘭だった。
コナン「ど、どしたの?蘭姉ちゃん…」
こんなに慌ててる蘭は珍しいので、
思わずコナンは声をかけた。
小五郎「!?…おい蘭、どこで拾ったんだよ?ソレ」
コナン「えっ?」
小五郎が驚きながら蘭の手元を指差したので、コナンは再度よく蘭の手元をみる。
よく見ると蘭は、コナンと同い年くらいに見える少女を抱えていたのだ。
少女は傷だらけでしかも気を失っている。
コナンは蘭が慌ててることにばかり気を取られて、小五郎が言うまでは少女のことは気づかなかった。
コナン(そうか、蘭はこの子を…)
蘭「せ、説明は後!とにかくなにか手当てできるもの持ってきて!」
小五郎「あ、あぁ!」
こうして、蘭は少女を抱えて自分の部屋へ、コナンと小五郎は救急箱などの手当てや看病が出きるものを準備しに動いたのだったー。

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