第48話

・・・
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2023/10/17 15:00






💙side

3限目の授業が終わったあと、同じクラスである俺と涼太は先生に呼び出された。
どうやら亮平が体育の持久走で倒れたらしい。


俺たちはすぐに保健室へと向かった。





ガラガラ🚪




わ た な べ
亮平!!!
み や だ て
ちょっ、翔太っ!
失礼します( ˊᵕˋ ;)


保健室の1番奥のベットには顔色のよくない亮平の姿があった。





ガラガラ🚪



ふ か ざ わ
りょうちゃーん、荷物もってきたy
わ た な べ
えっと、深澤くんだっけ。
ふ か ざ わ
は、はいっ!!!
わ た な べ
亮平と一緒のクラスだったよね。
ふ か ざ わ
はいっ!
体育で、倒れちゃって!それで、その!
み や だ て
そんな焦らなくていいよ、笑




俺ら先輩2人がいて、すこし怖がってるのかな…笑

でも深澤くんは3限目のことを詳しく話してくれて、亮平が早退するって先生に言われたから、スクールバッグなどの荷物をわざわざ教室から持ってきてくれた。

み や だ て
ごめんね、荷物運ばせちゃって、
ふ か ざ わ
いやぜんぜんですー!
ふ か ざ わ
俺が言うのもなんですけど、亮平のことよろしくお願いします。
ふ か ざ わ
めっちゃ大切な友達なんで、
わ た な べ
当たり前だ
ふ か ざ わ
じゃ、じゃあ俺は失礼します!!



優しい友達を持ったんだなー、なんて思いながら俺らも亮平と一緒に早退することになった。



み や だ て
完全に深澤くん翔太にビビってた。笑笑
わ た な べ
し、知らねーし!
み や だ て
いい子だよねー、深澤くん。
わ た な べ
そうだな、。










そう言っている俺らの後ろでは、まだ目を覚まさない亮平の姿。





保健室の先生「運ばれてきた時よりかはぜんぜん顔       色よくなってきてるね」


今でもまだ顔色悪いのに…


わ た な べ
もっと顔色悪かったとか大丈夫かよ……

さすがの俺たちでも、心配になる。
















30分ほど横に着いていると、やっと亮平は目を覚ました。




あ べ
にーちゃん、
わ た な べ
亮平、大丈夫か?
あ べ
ちょっとクラクラするけど、大丈夫。
わ た な べ
それ大丈夫って言わないから。
まだ寝てろ、。

亮平は途中まで起こした体をたおし、もう一度ベットへともたれかかった。

み や だ て
いつもの、塩分のやつは?
あ べ
あ、ここ。

そう言って亮平はジャージのポケットから塩分チャージを取り出した。

でも、その塩分チャージはなぜか粉々になっていて袋もぐちゃぐちゃになっていた。


あ べ
………。
わ た な べ
(どうしたんだろ。)

ガサゴソ👜


み や だ て
これ、食べな。
涼太は自分のカバンからストックしていた塩分チャージを亮平に渡した。



あ べ
うん、、












〜帰宅🏠




俺らは近くの病院に寄り、学校のみんなとはだいぶ早くに帰ってきた。

わ た な べ
ふぅ〜〜
み や だ て
翔太。
あ べ
……( ・ ・̥ )ポロ
わ た な べ
え、あっ、ごめん

俺が振り返ると、亮平は涙を流していた。





み や だ て
亮平、1回座ろうか。
あ べ
“((。。*)コクッ


涼太は亮平の背中を撫でながら、一緒にソファーへと腰掛ける。


俺がいると、空気を崩しそうだからスクールバッグを肩にかけ部屋に戻ろうとすると、
あ べ
翔太兄ちゃん!



亮平に名前を呼ばれ、俺は振り返る。

あ べ
聞いて欲しいことがあるの。
……涼太兄ちゃんにも。




普段自分から悩みを打ち明けることの無い亮平からは、考えられないお願いだった。































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さ く し ゃ
さ く し ゃ
なんか、病気の看病でリクエストもらったんですけど心理的なものが入ってきちゃいました🥲
さ く し ゃ
さ く し ゃ
お望み通りでなかったら申し訳ないです!
さ く し ゃ
さ く し ゃ
短いですがここで🐶❕
さ く し ゃ
さ く し ゃ
読んでくださりありがとうございました!

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