PM22:00
パタン…
ボスッ
ベッドに仰向けに寝転がり、目を閉じた…。
だけど、眠れなかった笑
ふと横の机を見ると、優しく笑う両親の写真が。
また…作るのも悪くないのかな…。
引き出しを開け、木の板やトンカチ、飾りやボンドを取り出した。
机に向かい、フレームの製作を始めた。
※現在のフレームは購入したものです。
ヒュオォォ… リンリン…
なぜか風が吹き髪が揺れ始めた…。
なんで…?
誰か入ってきたってこと…?
ドサッ
後ろを向いた途端に押し倒され、首が痛くなる…。
首を絞める力は強くなりもがくことすら出来なくなって行く…。
誰か…助けて…!
てると視点
リンリン…
鈴なんて普通鳴る…?
鈴がついてるものってクリスマスのリースとかだよね?お嬢様が大切にしてる…。
ガバッ
嫌な予感がする…。
お嬢様に何かあったのかもしれない…!
バン!
机の上にあったトンカチを持ちお嬢様の首を絞める男に向かって振り下ろした。
あなた視点
ドン!
何…?
誰…?
近くの床は大きく凹んでいた。
そしてトンカチを持ったまま立っている。
バッ
てるとくんの後ろに黒い影が見えた…。
グサッ
そばに血溜まりができどんどん広がっていく…。
てるとくんは胸を押さえながら膝をついた。
目に白く輝く刃物が映った。
覚悟して目を瞑った。
今だ…!
カン!
トンカチをとってナイフに向かって叩き、あたりには大きな高い音が響渡った。
ドサッ(男を取り押さえる)
傷口に布をあて止血しようとするが、出血は止まらない…。
てるとくんは私の頬に手を当てた。
あの言葉を言った直後、てるとくんは救急車で運ばれ、医師からは意識不明の重体だと言われ、犯人の男はあの裏の組織の者だということを警察から言われた。
仕事をしたくても思うように体は動かず、みんなに任せてるとくんのそばにいることにした。
他のみんなも自分の仕事が終わるたびに見舞いに来た。
そして気づけば目を覚まさなくなって1週間が経とうとしていた…。














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。