第33話

現場 #2
1,150
2021/10/06 10:26 更新
ガチャッ



うん??ガチャ??

ドア今開いた?


幻聴かと耳を疑う。
渡辺翔太
ねぇ佐久間!今日午後から仕事でしょ?いつまで寝てんの!俺でももう起きt…
空気が凍りついた。

フリーズして、上手く呼吸出来なかった。

渡辺が。
あなた
お、おはよ、しょっぴー…
渡辺翔太
あなた……?あなた……?
あなた
あ、はい、あなたです
渡辺翔太
え、嘘、佐久間と寝てたの?
あなた
ちがっ、これは違うの!昨日、というか今日?アニメを見ててそのまま
渡辺翔太
わはーーん!!涼太ぁぁぁぁぁ!
幼稚園児と張り合える程の、いやそれ以上のバブさで渡辺翔太は部屋を出て行った。
あなた
いやあの、渡辺さん、違うんですー…
心の底からクソデカ感情が溢れ出そうなのを堪える。

そして私は、誤解を生んだ原因の一つである佐久間大介の顔をペシペシと叩いた。
あなた
起きろ!このままだと翔太に変な言われ方されんぞ!
佐久間大介
え〜〜寝てたい
あなた
ダメです
世話焼かせるなぁぁぁぁ

さっくんを無理矢理起こし、一緒に階段を下りて、リビングの前を静かに通り過ぎようとしする。

でもまぁそんな簡単にいく訳でもなく。
深澤辰哉
おはよ、あなた、佐久間
顔洗ったらちょっとこっちおいで?
怖い…………

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