第103話

決闘 白波 雪梛VS桐生 凜夜
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2025/03/31 11:33 更新
白波 雪梛
凜夜くん。
桐生 凜夜
ん。雪梛か。久しぶり。
白波 雪梛
そうだね。久しぶり。
桐生 凜夜
可愛い。
白波 雪梛
···出会って早々そんな事言わないでよぉ···///。
桐生 凜夜
( ¯ᵕ¯ )フフッ
桐生 凜夜
雪梛。俺は、会えて嬉しかったよ。
白波 雪梛
私も嬉しいよ。
桐生 凜夜
あぁ、今から雪梛と決闘しなきゃいけねぇのか···。
白波 雪梛
···そうだね···。
桐生 凜夜
···本気で行くからな。
白波 雪梛
私だって。
桐生 凜夜
···。
チャキッ シャンッ
白波 雪梛
···。
シャンッ
白波 雪梛
綺麗だよ。凜夜くん。
桐生 凜夜
うるせぇ。
タタタタッ
白波 雪梛
フンッ!!
カキンッ
キリキリキリ
桐生 凜夜
···ッ。
シャンッ
タラァーッ
桐生 凜夜
ッ···。
白波 雪梛
ねぇ、凜夜くん。
桐生 凜夜
っ?
白波 雪梛
手、抜いてるよね。
桐生 凜夜
ッ!?
白波 雪梛
わざと私に勝たせようとしてる。
白波 雪梛
私、そんな勝負、したくないよ。
桐生 凜夜
···。
桐生 凜夜
そんなこと、知ってるよ。
白波 雪梛
じゃあなんで···。
桐生 凜夜
それは···。
白波 雪梛
···答えられないんだ···?
桐生 凜夜
否···ッ。
白波 雪梛
じゃあッ。
桐生 凜夜
俺の気持ちが、揺らいでいるから···だろうな。
白波 雪梛
···えっ···。
桐生 凜夜
···まじだらしねぇ。まだ、揺らいでんのかよ···。
白波 雪梛
···。
桐生 凜夜
俺は、お前の復讐を果たしに来た。
桐生 凜夜
そんなはずだった。
白波 雪梛
···え?
桐生 凜夜
なのに···、俺は、雪梛と戦うことに···、怯えてる。
桐生 凜夜
自分で決めたはずなのに、また、何度も何度も、「これでいいのか。」って···。
桐生 凜夜
···1人で、揺らいで、また、逃げようとする。
白波 雪梛
···ッ!!
桐生 凜夜
···こんなこと!!もうやめてやりたんだよ!!
白波 雪梛
···どうして?
桐生 凜夜
分かんねえよ。けど、お前の為なら、消えても、死んでもいいかなって、ずっと思ってた。
桐生 凜夜
けど、お前が、幸せそうな顔見る度に、思えなかった!!
白波 雪梛
凜夜くん···。
桐生 凜夜
どうしたらいいか、わかんなくて···。もう、どうにもならくて···。
桐生 凜夜
諦めて、逃げようかと思った。
白波 雪梛
ねぇ。凜夜くん。この戦いは、また今度にしよう?
桐生 凜夜
は?
白波 雪梛
私の復讐なんて、ただのちっぽけな私情だもん。
白波 雪梛
「私の両親を殺した人を、私の手で殺す」ただそれだけの事。
白波 雪梛
それが今、目の前の凜夜くんだとしても、私は、急いでないし。果たしたい訳でもないから。
桐生 凜夜
···雪梛···。
白波 雪梛
この決闘は、なかったことにしよう?そうすれば、凜夜くんは、凜夜くんを責めなくて良くなる。
白波 雪梛
私は、そう思ってる。
桐生 凜夜
···嗚呼。そうしよう。
桐生 凜夜
···また、考えるよ。これは、俺が果たしてあげたいんだ。
桐生 凜夜
俺が起こした過ちを、償うことが出来るんじゃないかって。俺が一方的に、願ってる。
白波 雪梛
···きっと、出来るよ。
桐生 凜夜
···だよな。
白波 雪梛
凜夜くん。ありがとう。
桐生 凜夜
結局、何も出来なかったんだ。礼を言われる筋合いは無いよ。
白波 雪梛
ううん。そこじゃない。
桐生 凜夜
え?
白波 雪梛
私の為を思ってくれて、ありがとう。
桐生 凜夜
···嗚呼。

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