この前、桃源郷と言う
ユニーク魔法が使えると分かった。
その後は覚えてない
「あなた!!!!!」
あ、この前ウギッてた奴
『アタイ記憶障害だからお前の事分かんねぇわ、名前は…リドルだったよな』
「あ、あぁそうだよ。哀れな僕のアリス……」
『雑談は良いとしてお前は何しに来た?』
リドル「あ、あぁいやその……」
『……』
リドル「次の、何でもない日のパーティーに来てくれないか?」
『それ、招待されたって解釈でいいんだな?』
リドル「あ、あぁ」
『……はぁ…良いよ』
リドル「!!言ったね♡?」
『アレ?ハメられた??』
リドル「いや、今回はお詫びだから何もしないさ」
『あぁ〜良かった』
「「「「リドル寮長バンザーイ!」」」」
『お、おぉ元に戻ったんだ良かった良かった』
トレイ「あぁ♡そうだな?」
『喋りかけんな。』
ケイト「めっちゃ辛辣でけーくん悲しいなぁ」
『イヤ……なんかうちの寮生に絶対に顔面偏差値可笑しいイケメン共は信じるなと言われたもんで』
エース「そんなの信じなくてもいいんすよ♡せんぱぁい俺と」
デュース「エース、先輩に迷惑かけるんじゃない」
エース「ッチ……」
『いつもよりギスギス感あるの怖』
リドル「あぁ僕の愛おしいアリス♡どうか、良ければこのタルトを1口……」
『あ?おぉ……』
デュース「寮長が作ったんですか?」
リドル「あ、あぁ…多分美味しく作れたと思うのだけれど……君達もお食べ」
エース「じゃあ遠慮なく〜♪」
ぱくっと食べるソイツら
確かに一口頂いたがなんか……なんと言うか…
トレイ、ケイト「「こ、これは……!」」
「「「「『しょっっっっっぱい!!!』」」」」
リドル「え!!?」
『しょっぱ!!!!!何これ!?ホントに苺なんかコレ!?』
エース「しょっッ!うぇッ」
リドル「確かにレシピ通りに!あ、」
『オイ、今の"あ"はなんや言ってみろヤンデレ赤髪タイプ』
リドル「も、もしかしたら……オイスターソース入れたから…?」
「「「オイスターソース!!?」」」
エース「トレイ先輩!!?」
『は?トレイ処す絶対に』
トレイ「お前に首を跳ねられるのなら本望だ」
『やっぱ1年間俺に接近禁止』
トレイ「っぷはははは!!ま、まさかwあの冗談を真に受けて本当に入れるヤツが居たなんてwはははwはぁッwww」
リドル「っふはははw」
エース「なんかもう……コレ、笑うしかなくね?wははっww」
デュース「はははっ!」
ケイト「にしても俺このタルト嫌いじゃないよ?」
トレイ「"甘くないから悪くない"だろ?」
ケイト「え。」
エース「え!!?ケイト先輩甘いの嫌いなの!?」
デュース「でもこの前は普通に食べてて……」
なんかしばらくケイトの話になってた。
リドル「それにしても……遅いなぁ」
『え、何が?』
リドル「君が食べたタルトの中に睡眠薬と媚薬を入れたんだ。」
『は???????マジで?』
リドル「あぁ♡♡」
『通報した』
『別になんともねぇよ。ちょっとクル先に解毒薬貰って寮で寝るわ』
リドル「?ここに戻って来るのだろう?」
『頭狂ったのか?保健室行く??』
ビリッとノイズがかかる
『……じゃあな』
リドル「……」
残念
あなたの本当の名前『あぁ、咆哮が聴こえる』
目蓋を閉じると同時にナニカが
私を包んだ気がした












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。