第9話

김준서
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2026/01/04 14:00 更新
秘密





ALPHADRIVEONEのスケジュール表を握りしめながら、私は今日も彼の背中を見ていた。
キム・ジュンソ。
ステージでは誰よりも輝く存在で、私はそのすぐ後ろを歩くただの“スタッフ”にすぎない。


「次、5分後に移動です」

業務連絡の声は冷静を装っているけど、胸の奥はいつも落ち着かない。
エレベーターが閉まる直前、彼の手が私の手首を掴みかけて、すぐ離れた。
その一瞬が、逆に心臓に悪い。

深夜の控室。
他のスタッフが帰ったあと、ジュンソは扉を確認してから、低い声で言った。

js「今日、誰と一緒だった?」

「……え?」

js「移動のとき。知らないスタッフと話してた」

ただの確認のはずなのに、視線が鋭い。

「仕事ですよ」

そう答えると、彼は小さく舌打ちした。

js「分かってる。でも、嫌だ」

年上のくせに、子どもみたいな独占欲。
でもそれを、決して口に出しすぎないところが余計に苦しい。

js「僕の前では、そんな顔しなくていい」

「どんな顔ですか」

js「他のやつに向けるやつ」

一歩、距離を詰められる。
触れないギリギリ。

js「あなたさんが僕たちのマネージャーじゃなかったら、もう連れて帰ってる」
冗談みたいな口調なのに、目は本気だった。

js「……今は無理だろ」

自分に言い聞かせるようにそう言って、彼は深く息を吐く。

js「だから、約束して」

付き合うとも、好きとも言わない。
でも、離す気は最初からない。
js「僕が全部終わらせるまで、誰のものにもならないで」

命令みたいなその言葉に、喉が鳴る。

「……それ、独占欲強すぎません?」

そう言うと、彼は初めてはっきり笑った。

js「今さらだろ」

数年後。
彼らのALPHADRIVEONEとしての活動が終わった日
人目のない駐車場で、彼は逃がさないように私の手を握った。

js「もう我慢しなくていいよな」

「……はい」

js「他の誰のところにも行かせない」

そう言って、初めて唇が触れる。

js「あなたさん、僕の恋人になって」

返事は、もう決まっていた。

「はい恋人にしてください」

もう想いは秘密にしなくていい。


選び合った結果の、ハッピーエンドだった。




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