第3話

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2024/09/05 12:23 更新
セルザウィード
して、そなたは何者か?
日向創
俺は…日向創だ
セルザウィード
珍しい名前じゃな
ヴォルカノン
セルザウィード様!
ヴォルカノン
このお方、先週、話にありました王子ではございませんでしょうか?
セルザウィード
ふむ…
セルザウィード
確かにその出で立ち、王族の気高さも見て取れようぞ
セルザウィード
そなた、何故、空から参ったか、わずかでも記憶にないか?
日向創
それが、わからないんだ
セルザウィード
わからないとはどういう事じゃ?
日向創
気が付いたら空から落ちてたんだ
セルザウィード
そうか、つまり記憶が無いということか?
日向創
そういう訳じゃ…
セルザウィード
セルザウィード
ヴォルカノン
ヴォルカノン
はっ
セルザウィード
王子のために部屋を用意せよ
ヴォルカノン
かしこまりました!
日向創
あの…
日向創
部屋って俺のですか?
セルザウィード
無論である
日向創
でも、ここに泊まるつもりで落ちてきた訳じゃ……。
セルザウィード
(そりゃそうじゃろう…)
セルザウィード
否、そのようなつもりで落ちてくる人間なぞ居ようはずもなし
セルザウィード
疑問は氷解した。楽にするが良い
セルザウィード
もとより、そなたはここに住む手はずになっていた。
日向創
いや、でも…
セルザウィード
この町に、そちの記憶の手がかりがあるやもしれぬ
セルザウィード
さればこそ、ここに住まう方が都合良しと思わぬか?
日向創
それはそうかもだけど…
日向創
だけど、ほんとにいいのか?
セルザウィード
無論
日向創
ありがとうございます
セルザウィード
礼には及ばぬ





【𝙉𝙚𝙭𝙩 .】

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