第2話

  # Episode 1  
44
2026/01/01 10:41 更新






    胸がどくりと大きく鳴り 、  
    目を覚ました

    まだ少し夜の気配を残している暗い部屋で
    天井を見上げながら 、
    小さく息を吸った

    まだ夢の中にいるように 、
    心がふわっとしている

    手の中には鍵が握られていた  


  # you  
  # you  
  さっきのは夢 、  ?  
  # you  
  # you  
  この鍵は 、  .... ?  


    まだ鼓動が早く 、  
    鍵を持っている手がじんわりと汗ばんでいる 

    窓から一筋の光が差し込んで 、  
    ようやく時が動いた気がした 。




    学校


  # you  
  # you  
  寧々ちゃん 、  葵ちゃん !!  
  おはよう !!  


  # 八尋  
  # 八尋  
  あなた !!!  
  おはよう っ !!!  

  # 赤根葵  
  # 赤根葵  
  あなたちゃん !!  
  おはよう ♡  


  # you  
  # you  
  ふたりともおはよーっ!!!  


    学校について 、  ふたりと挨拶をかわす 
    1時間目の準備をしていると 、
    葵が口を開いた


  # 赤根葵  
  # 赤根葵  
  寧々ちゃん 、  あなたちゃん !  
  こんな噂しってる ?


    葵が話し始めたのは 、  
    七不思議7番目「 トイレの花子さん 」
    についての噂だった




    こんな噂、知っていますか?
    七不思議7番目 、「 トイレの花子さん 」

    旧校舎3階の女子トイレの3番目
    そこには花子さんがいて 、
    呼び出した人の願いを叶えてくれるんだって

    でも引き換えになにか大切なものを
    取られてしまうんだって !!

    呼び出し方は 、 ノックを3回 、
    それから

「 花子さん花子さん 、 いらっしゃいますか ? 」




  # you  
  # you  
  へぇ 〜 !!  
  花子さんかぁ 〜 !!  


    寧々ちゃんは目をキラキラと輝かせていた
  
    そして 、


  # 八尋  
  # 八尋  
  わ 、  私  
  行ってみようかな !!  


    と言った 

    私も少し気になっていたので 、
    寧々ちゃんについて行くことにした 


  # you  
  # you  
  じゃあ私も行こうかな ... !!  


  # 赤根葵  
  # 赤根葵  
  うーん 、  私は辞めておこうかな  
  結果教えてね ♡  


  # you  
  # you  
  わかった !!  
  # 八尋  
  # 八尋  
  結果楽しみにしておいて !!  


    私たちはそうやって約束して
    席に着いた




      授業中


    チョークの音と先生の声が教室に響く
    
    黒板の文字を書き写す気が起きず 、
    窓の方をぼーっと見つめていた

    外には体育を行っているクラスと 、
    風にゆらゆら揺れる枝葉があった 。


  # you  
  # you  
 ( 不思議な夢だったな ... ) 


    そう思っていた時 。  

    校門近くの桜の木の下に人影が見えた


  # you  
  # you  
 ( こんな時間に何してるんだろう ? ) 


    そっと視線を伸ばすと 、  
    どこか見覚えのある背中が見えた
    ” 気がした ”

    もう一度視線を向けると
    そこに人影は無くなっていた 。


  # you  
  # you  
 ( 気の所為だったのかな ... ? ) 


    夢のことや人影のことが気になり 、  
    授業には全く集中出来なかった




       放課後


    私たちは旧校舎3階の女子トイレに
    恐る恐る足を踏み入れる
    
    そして 、
    3番目の個室の前に立つ


  # you  
  # you  
  ね 、  寧々ちゃん  
  いい ??  


  # 八尋  
  # 八尋  
  う 、  うん !!  




    呼び出し方はノックを3回  




   こんこんこんっ

   2人のノックの音が重なる




    それから 、  

「 花子さん花子さん 、 いらっしゃいますか ? 」




  # you  
  # you  
  花子さん花子さん  
  いらっしゃいますか ?  
  # 八尋  
  # 八尋  
  花子さん花子さん  
  いらっしゃいますか ??  


  # ???  
  # ???  
  はーあーい  




  # ???  
  # ???  
  はー....い  




  # 八尋  
  # 八尋  
  ひ 、  
  ひぃっ !!  
  # you  
  # you  
  っ !?  


    今の声が 、  
    酷く懐かしく感じた  




    
    ギイイイイと音を立てて扉が開く


  # 八尋  
  # 八尋  
  ひぃぃっ !!!  


    怖いのか 、  
    寧々ちゃんが私の手をぎゅっと握る

    私もそっと寧々ちゃんの手を握り返す

    完全に扉が開いた時 、
    そこには誰の影も 、 なんの気配も無かった


  # 八尋  
  # 八尋  
  ぁ 、  あれ ?  
  誰もいない ... ??  


  # you  
  # you  
  そうっぽい ... ??  


    ふっと肩の力が抜けた時 、  


  # ???  
  # ???  
  こっちだよ  


    と声がして肩に とんっ と手が置かれた 


  # 八尋  
  # 八尋  
  っきゃあああああああああ !?!?  
  # you  
  # you  
  ひゃあああああ っっ !?  


    寧々ちゃんも私も 、  
    二人で絶叫した


  # ???  
  # ???  
  くっ ....  
  くはは っ !!  


  # you  
  # you  
 ( 男の子 .... ? ) 


  # ???  
  # ???  
  キミ達 、  ダイジョーブ ?  




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    次回からようやく新しいところか ... ((  


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