阿部side
朝ごはんをこれでもかと言うくらい食べて俺らはホテルを出た。
久しぶりのホテルに何を隠そう、俺もかなりワクワクしたしテンション上がったしたのしかった。
佐久間と翔太が調子に乗って朝ごはんを食べまくったせいでお腹いっぱい〜と休憩していた時、俺は舘さんと荷物をまとめていた。
舘さんの言葉を忘れたわけがなかったけど、
そーいえばそーじゃーん!みたいな表情を作って笑って見せた。
笑顔っていうのは
否定も肯定もしない素敵なものだからね!
色々 の部分を強く言うと舘さんは笑った。
翔太が懐きまくるのも分かるくらい優しくて包容力があるよなぁ…。
舘さんの人柄に感動しつつも俺らは佐久間と翔太の休んでいる部屋に向かった。
翔太が舘さんに抱きついた。
えっ…えっ、えジャスティス
そう言って二人で顔を見合せた。
なんだよ、急になんかめっちゃ仲良くなってんじゃん。
舘さんが口を開いたあと沈黙が流れる
「ナンデワカッタノダ」という表情を翔太がしているのが、舘さん程の翔太との長い付き合いはないけどわかった。
佐久間はちょっと唇を尖らせて拗ねていた。
…佐久間の恋バナ…か…。
とか言いつつ舘さんはちょっとニヤついていた。
なんかいいな、二人の関係性!















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。