黄side
帰ろうとした時、看護師さんに止められた
でも、お母さんは忙しいから迎えには来てくれない
未成年だからホテルにも泊まれない
どこで夜を過ごせば
帰らなきゃ
お母さんはきっと心配してる
僕は帰らなきゃ
いいんですか?
そんな言葉が口から出そうになった
連絡しなきゃ
あの4人は無事帰れたのか
スマホの充電もないし、
どうしよう
青ちゃんモバイルバッテリー持ってるかな
きっと持ってないよね
そして、青ちゃんの顔はあまり見れない
彼に合わせる顔がない
どうしよう
思ったより親切だった
あれ?僕の想像なんて
なーんて突き放されると思った
僕の想像の中の看護師のイメージが悪いだけかな
あんまりいいイメージ持てないんだよね
前の青ちゃんのところにいた看護師のせいで
まぁ、それは一旦置いておいて、
連絡取らなきゃ
なので、僕は、お母さんに
「嵐がひどくなってきて、病院の看護師さんのご厚意で病院に泊まらせてもらえる様になりました。
だから今日は帰れません。 」
と送った
すぐに既読がついた
スタンプしか送られてこなかったが、
僕は暖かい気持ちになり、少し微笑んでしまった
ついでに、紫ーくんなどがいるグループに送った
「天気荒れてきましたね。家に帰れましたか?」
と。
みんなすぐ既読がついた
「帰れたよー」
や、
「俺、電車止まって帰れない」
など、返信があった
それに対して僕は、
「まだ帰れてない人は気をつけて帰ってくださいね?」
と送った。
合わせる顔もないけど
話し相手はいた方が退屈にはならない
でも気まずい
でも、桃の部屋には、入れない
しょうがないか
こう僕は返事をした
看護師さん?準備が早いです!!心の準備が
もう!いっちゃえー!!!
コンッコンッ
水色の彼は、こっちのほうをみて目を見開いていた
そんな彼に僕は微笑みかけた
24時間中失礼します!
では、good bye!
P.S. 奇数話目は、黄くん
偶数話目は、青くん
となっています!
黄くんの目線の話が見たいのなら、Chapter1や3のところ
青くんの目線の話が見たいのなら、Chapter2や4のところ を見てください!!












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。