第3話

#,2
4,641
2024/06/03 11:47






日 比 野 カ フ カ .
 と 、 友達 … ?? 
あなた
 そう !! 


     困惑するカフカをおいて話しだすあなたの下の名前


あなた
 0%なんてどうやって出したの ?! 
日 比 野 カ フ カ .
 は 、 
あなた
 私も出したいんだけど !! 


   最初はからかってきているのかと思ったカフカも


      彼女があまりにもキラキラとした




        瞳で見つめるものだから


        黙りこくってしまったよう



保 科 宗 四 郎 .
 其処までにしとき 
あなた
 ん ゛ ?! 



   あなたの下の名前の口が保科副隊長の手によって塞がれる


    彼女がもう少し話しを聞くニンゲンで




   あればこんな手荒な真似はしなかっただろう


          といっても 、


   彼女はそういうニンゲンなのだから仕方ない









保 科 宗 四 郎 .
 ほな 、 最終審査 
保 科 宗 四 郎 .
 始めよか 


   そういう保科副隊長の顔は真剣なものだった













あなた
 私も少しは討伐しないと … 
あなた
 、っ て あれ … 
あなた
 おに − さん達 
  怪獣討伐しないの ? 
日 比 野 カ フ カ .
 そんな簡単に討伐できるなら
  とっくにしてます − !! ゛ 
あなた
 ごめんってお兄さん ( 笑 
あなた
 ま 、 頑張ってよ
  せっかく友達になったんだし 



        そう言って立ち去るあなたの下の名前


日 比 野 カ フ カ .
 彼奴なりの気遣い … 
  なのか 、 ? 



       なんてカフカは思っているが




        実際そんな事は一切ない


       彼女は他人に興味がないのだ


       だからこれも彼女の気まぐれ


    そうきっとただの ” 気まぐれ “ なはず 、







あなた
 ( あれ 、 本獣
     討伐されちゃった … )
 


        そんなことを考えていると


     さっき倒した怪獣が何故か蘇っていた


あなた
 なに 、 これ … 
あなた
 もしかして本獣
  も蘇ってるんじゃ … !? 




    さっきまで驚いていたのが嘘みたいな瞳で


      走り出すあなたの下の名前はやはり変わっている











怪 獣 9 号 .
 よ − く 噛んで 
  食べるンだヨ 
四 ノ 宮 キ コ ル .
 あ" ぁ "   ゛ !!! 



あなた
 !! 
  やっぱり蘇ってる … !! 
あなた
 あ 、 四ノ宮ちゃん … だっけ 
四 ノ 宮 キ コ ル .
 は っ ?! アンタ
  早く逃げなさいよ ! ゛… 
あなた
 え − … このままだと
  四ノ宮ちゃん死んじゃうでしょ 


    そんなあなたの下の名前の言葉に何も言い返せないのか


        キコルは黙ってしまった


あなた
 まぁ 安心してよ 
あなた
 私が死んでも
  世界は何も困らないから 
四 ノ 宮 キ コ ル .
 ちょ っ … !! 






怪 獣 9 号 .
 ナンダ 、 お前 
あなた
 今から君に殺される 
  ニンゲンだよ


       私がそういうと目の前の怪獣は


   さっき四ノ宮ちゃんにしたように攻撃をしてきた

怪 獣 9 号 .
 なんでダ 、 ナンデ
  攻撃が当たらなイ ? 
あなた
 いや そんなの
  私が聞きたいよ ?? 


       当たったはずの攻撃は貫通せず 、


        跳ね返されてしまったのだ


 
あなた
 早くしないと
  隊員さん来ちゃうよ ? 
あなた
 さぁ 、哀れな私を
  救ってよ ! 怪獣さん ! 



   こんな事を怪獣に頼むのはきっと彼女ぐらいで


   此処まで狂気じみているのも彼女ぐらいだろう










      暫くすると別の人型怪獣が来て


       蘇った本獣を倒してしまった




日 比 野 カ フ カ .
 無事か !? 
あなた
 え 、 日比野君
  怪獣だったの ? 
日 比 野 カ フ カ .
 あ 
市 川 レ ノ .
 なにやってんですか先輩 … 
日 比 野 カ フ カ .
 こ 、この事は秘密に っ !! 
あなた
 ん − …
  別にいいよ 
日 比 野 カ フ カ .
 !! ありがとな ! 






   その後怪我をした四ノ宮ちゃん達は運ばれていった










    其処に1人ぽつんと残っていた彼女はこぼす



あなた
 はぁ 、 全く 
あなた
 運悪いな − … 




     その言葉は四ノ宮達に向けたものなのか 、


       それとも自分にたいしてなのか


     それは彼女にしかわからないのだろう 。


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