ねえ、どのくらい私を好きなの?
私は遊びじゃキスしない
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「ねえお姉さん、今ひま〜?」
「俺と遊ぼーよ」
軽い娘によく見られる。顔のせいなの?…もう慣れたけど
『すみません、暇じゃないので』
「なんだ、そういうの興味無い感じ」
別にそういうわけでもない。ただ、冷めた子じゃないことだけアピールするのも馬鹿らしい
『どのくらい私を好きなの?』
「一番好きだよ」
本気かどうか分からない。そんな相手に、簡単に渡せない。
「誰よりも可愛いし」
見え透いたウザい言葉なんかはもう、聞き飽きたわ
…だけど、ねえねえ
『だけど…』
『ねえねえだけど…』
1人の夜を
数えている…
(あぁ)
悲しみが木霊するように真夜中に心を締め付ける
その壁を突き破って…1人は嫌
悲しみが真ん中で鳴り響いているの…信じたい、いつの日か
助けて、誰か…











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。