第2話

リゾナント ブルー2
11
2026/05/05 04:23 更新
『どのくらい、私を好き?』
今夜も、遊びならキスしない。

「〇〇のこと、俺が一番分かってる!」

「〇〇のタイプでしょ、俺」

好きなタイプとか気持ちだとか、今だけで何か分かったりするの?


「付き合いたい」

「〇〇となら結婚できる」

一生涯守れるほどの覚悟も無いのに、馬鹿らしい

「キスしたい」
『遊びならキスはしたくないの』
「遊びなんかじゃないよ。真面目」
目を見たら直ぐに解ることなのに。嘘を吐くのが下手なのね
「助手席、空いてるよ」
『なら今夜はお邪魔しちゃおうかしら』
年上と会話するの、そんなに苦じゃないけど…
「俺の車、良いやつだろ?」
「このスーツも馴染みのブランドの物なんだ」
車とか、格好とか
そんなくだらない自慢はもういいから
誰か、ねぇねぇ誰か


もうすぐ朝ね…何度も過ごしてきた、独りの朝
どれだけ長い時間、夜を共に過ごしても
朝になると、何もなかったみたいにみんな居なくなるもの













悲しみが木霊して、この胸を締め付ける。その時を飛び越えて、会いにきて

悲しみが心まで鳴り響くなんて、いつものことなのに
いつまでたっても感じたい、優しさを

助けて、誰か

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