まずは薮宏太さん
生徒会長でありイケメンであると名高い薮さん
そんな人を相手に《リアル恋愛ゲーム》をすると思うとドキドキしてきた(///ー∀ー///)
そんな会話をしつつ、午前中をすごし
由紀と食べる約束をしているのに由紀が薮さんに「あ、生徒会長の薮先輩! あなたですね?どうぞどうぞ、持ってってください」なんて言ったせいで
お昼ご飯を薮さんと食べるハメになった
生徒会の仕事を手伝う羽目になったり
今日は屋上で食べようかと言われて、
カレカノではという噂が立ったり散々なことが
そのまま1週間はあっという間に過ぎ去った。
そしてラスト1日の夕方に差し掛かった頃、
私は薮さんに生徒会室に来てほしいと言われたので、生徒会室にやってきた
途中まで、薮さんが何を言っているのか全く掴めなかった。でも最後の一文でなんとなくわかった
(薮宏太)
そんな答え、最初からわかってた
僕が恋に落ちてしまったから、
僕が初めてリアル恋愛ゲームで負けることになったから、こんなに辛い思いをするんだ
僕は自分に言い聞かせた
これでリアル恋愛ゲームの1人目に勝ったわけだが、9人いる中の1人だと考えると体が重くなった
次は八乙女さん
私は栗栖学園に来て平穏な学園生活を送れればいいなぁと思っていただけなのになぁ
☆.。.:*作者の独り言.。.:*☆
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!