第10話

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2026/02/26 01:51 更新
康二
照兄
ありがとな康二
康二
おん
ふっかさん今日何食べたい?
舘と作るで!
辰哉
…、らーめん
亮平
そんな状態でよくラーメン食べたいって言えるよねぇ(笑)
康二
ふふっ、ほんまに好きやなぁ
わかった!さっぱりしたやつ作るわ!
辰哉
…ん、ありがと、
岩本side





康二から受け取った氷嚢をふっかの首の後ろへ





一瞬ビクって体がはねたけど、その後はスっと力が抜けた





さっきまであんなに楽しそうにあなたとラウの姿を眺めていたふっかの面影は、一切ない






目は閉じてるけど、時折眉間に皺が寄る






あなたが戻ってきてから、ちゃんと休めてなかったのもあるかもしれないな…
大介
…ぁ、そろそろ戻ってくるんじゃない?
お風呂の扉が開く音がした





足音がどんどんこっちに近づいてくる
大介
…わっ!
あなた
…っ、!?
佐久間くん、怖がらせちゃだめでしょ(笑)
大介
だって前はいつもこうやってたもん〜
俺があなたに驚かされることの方が多かったし(笑)だからお返し!
あなた、髪乾かすから来て
佐久間くんなんて放っといていいよ(笑)
大介
なんだよ!!!
蓮!俺年上だぞ!
年上の方だからいじっちゃいけないってルールは存在しないです
大介
おい(笑)!
佐久間も目黒も落ち着け
ふっかいるんだから
大介
…ぁ、ごめんねふっか
ごめん、ふっかさん
辰哉
…んや、全然騒いでていいよ
そっちの方がいい
あなた
…、
あなたがふっかのことをじっと見つめてる





そのままふっかの前まで歩いてきた
あなた
…、力が、暴走しています
俺らも無限に異能力使えるわけじゃねぇからさ…
さっき、ふっか異能力使いすぎたっぽくて
あなた
…、
辰哉
…あなたの名前(ひらがな)、?
風邪ひくよ…、早く乾かしてもらいな
あなた
…、治す
亮平
あなた
異能力の反動はね、どうしようもないんだ
翔太でも出来なかったの
あなた
…、治らない?
亮平
休んでれば治るから大丈夫
ほら、めめが待ってるよ
辰哉
…ん、いっておいで
あなた
…、
ふっかのことを気にする様子を見せながらも、目黒の方へ歩いていったあなた





髪をされるがままに乾かされている間も目の上に腕を乗せてひたすら耐えるふっかのことを見つめてて






なんかもう色々思い出してるんじゃないかって思うくらい(笑)
はい、終わったよ
大介
ふふっ、相変わらず綺麗な髪だねぇ
あなたの髪色は少し変わってる





全体的には白と銀の中間みたいな色






あとこの間、あなたが能力を使っていた時に気づいたんだけど、






あなたってその時使ってる能力でうっすら髪の色が変わってる気がする






例えば康二があなたの動きを止めるために生やした木を炎で燃やした時は、






あなたの白っぽい髪が淡い赤っぽく見えた気がするんだよね





お風呂に入って服装が変わったからか、雰囲気もだいぶ違う






さっきまでは白い無機質なワンピース型の拘束服1枚だった





首に付いてた制御装置は家に連れてきた時点で壊したからよかったんだけど服はどうしてもね…(笑)






今は佐久間のパーカーとダボッとしたズボン履いてる




ほら、ふっか
あなた終わったって
俺がそういった途端、あなたはふっかの所まで小走りで駆け寄ってきた
辰哉
…ん、あなたの名前(ひらがな)…、ねよ…
そのままあなたの手を取って、自分の部屋の方向へ
康二
ふっかさんってあんな感じになった時、昔からあなたちゃんに一層くっついとったよなぁ(笑)
ラウール
一番最初にふっかさんに出会った人だもん
ふっかさんの精神安定剤みたいな感じなんじゃない?
そうえば昔言ってたな…





寝れなくてもあなたの寝顔みてればなんか落ち着くんだよねって





ま、みんなには言わないけどさ(笑)






to be continue…

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