その頃ジェットコースターに乗り込んでいたブロリーとチライ。ブロリーはあなたの想像とは真逆の反応を見せていた。
先に乗っている人達が下り坂で毎回悲鳴をあげているのを見たブロリーは、一種の恐怖に近いものを感じていたのである。相当怖いものなんじゃないか、と…。
そう言って優しく微笑むブロリーに、チライはまたもキュンとしてしまうのであった。ブロリーがあなたを好きであることなど露知らず___________
抜群の視力によってその光景もしっかり見届けていたあなたは、悶えながら尊さを噛み締めていた。チライちゃん反応がウブすぎやしないか!?と…。
レモさん冷静過ぎるでしょうよ〜!!テンションぶち上げの私との差は何!?まあ…確かにレモさんは色々とね…落ち着かないのかもしれないけど…。
レモさんに腕を引っ張られ、引きずられるようにして隠れた私達。いよいよジェットコースター出発の時だ。動き出したジェットコースターに乗っている2人は、やけに挙動不審になりながら周囲を見回している。
ブロリーがちょっとだけ不安げにチライちゃんに何か話すと、チライちゃんが強気な笑みを浮かべながら返事をする。その光景が見えただけで控えめに言って死ねそうだった。
レモさんがそう怒鳴った瞬間、ジェットコースターが斜面を勢いよく下った。チライちゃんもブロリーも、私の想像と違って叫んでいるらしかった。
ブロリーはサイヤ人だし、ああ言う猛スピードで激しい動きをすることには慣れてそうと思ってたけど…。多分安全バーによってある程度身動きが制限されていることが原因になってるのかも…しれない…?
チライちゃんについては、滅茶苦茶叫んでいた。怖がり方めっちゃ女の子じゃねぇかおい…。元々女の子だけど!女の子ですけど!私絶対あんな可愛く怖がってない、野太い悲鳴あげてのたれ死んでる((
あれこれとボヤきながらもブロチラデートを楽しみながら見守っていた私だが、ここから事態(?)は思わぬ方向へと進み始める…!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。