いつも通り仕事を終わらせ、
クザン大将の面倒を…
あ、いや、様子を見に仕事部屋を出る
いやぁそれにしてもいい天気だ…
窓の外を見ると海兵の皆が体を鍛えるため掛け声を出しながら
腕立て伏せや、ランニング…まぁ色々やってる
外を見ながら歩いてると
クザンさんの仕事部屋の前に到着ですね
コンコンコン
クザ「んぁーーーい」
『ゼロです』
クザ「どうぞー」
『失礼します』
クザ「おはよーいい天気だね~」
おいコラ寝てただろ
『仕事はやったんですか?』
クザ「……あ、散歩行かない?天気良いし」
…
コツコツと足音をわざとらしく たてながら
クザン大将の机に近づき 山のようにある書類に目を通す
『…はぁ……どうしていつも何にもやってくれないんですか』
クザ「うーん」
『仕事やりませんよ?』
クザ「えっ!?Σ(-∀-;)」
『え!?Σ(゚ロ゚;)』
昨日やってあげましたよね!?←
『まったく…貴方の正義は何なのですか』
クザ「え?聞きたい?」
『……いや、良いです。聞いといてすみません』
この人の事だから…
だらける正義とかぐーたらな正義とかだろうな…
クザ「まぁ、そんな絶望的な顔しなさんな~
俺はね、やればできる男だからね」
『じゃあ今やってください』
クザ「こりゃ厳しいね(^-^;」
いつ仕事してるんだろこの人
結局その1時間後クザンさんは渋々仕事を進めた
『んじゃ 寝まーす お疲れ様です』
クザンさんの仕事が終わりました~!
クザ「えー一緒に寝ようよー」
『いや、結構です』
あ?誰と寝るって??お?
こちとら貴女が仕事してくれないから疲れてるのに!
クザ「良いじゃんー…」
『なんかしますよね(¬_¬)』
クザ「…しないよ?多分」
あやしっ
『………帰ります サヨナラー』
クザ「え〜(ʘᗩʘ’)…おやすみー」
バタン
クザンさんと寝たくない理由がもう1つある
悪夢だ
毎晩私は悪夢に魘される
見られたくない
知られたくない
あとクザンさん変態だから一緒に寝たくない
災難だらけじゃん私、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。