第58話

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2024/08/22 09:00 更新
リドル・ローズハート
リドル・ローズハート
それでデュース。何とか怪しまれなかったかい?
デュース・スペード
デュース・スペード
.....怪しまれてたんですけど何とか話題を変えられて良かったっす
ケイト・ダイヤモンド
ケイト・ダイヤモンド
多分、エースちゃんが自分に会いたくないのかもって思っちゃったのかもねー
トレイ・クローバー
トレイ・クローバー
麗の様子を見る限りそう思っているかもな
デュース・スペード
デュース・スペード
え!?どうしよ、エースは麗にプレゼントしたかっただけなのに...
リドル・ローズハート
リドル・ローズハート
とりあえず入ってもいいかい?
デュース・スペード
デュース・スペード
あ、はいどうぞ!少しエースが荒れてますけど
ケイト・ダイヤモンド
ケイト・ダイヤモンド
俺もお邪魔するねー!
トレイ・クローバー
トレイ・クローバー
エース、入るなー
そして部屋に入ると、部屋がごった返していた。エースはその真ん中で集中して何かを作っていた。だがもう1人の同室の人に迷惑をかけないようにあかりは最小限に留めているようだ。
リドル・ローズハート
リドル・ローズハート
こ、これは...
ケイト・ダイヤモンド
ケイト・ダイヤモンド
.....エースちゃん器用だねー
トレイ・クローバー
トレイ・クローバー
ま、まさか..ここまでだとは
デュース・スペード
デュース・スペード
エース、少しいいか?
エース・トラッポラ
エース・トラッポラ
ちょっと待って。形を整えてるから...よし!それで先輩達どうしたんすか?もしかして消灯時間にアクセ作りはダメ首をはねるよって言いに来たんですか?
リドル・ローズハート
リドル・ローズハート
いや、自分用に作っているならそう言うがプレゼントで作っていて他の人に迷惑をかけていないなら僕は何も言わない。僕は様子を見に来ただけだよ
ケイト・ダイヤモンド
ケイト・ダイヤモンド
それにそれにーこのアクセに付与魔法かけるつもりなんでしょー?
エース・トラッポラ
エース・トラッポラ
!?なんでそれを!
ケイト・ダイヤモンド
ケイト・ダイヤモンド
わかるよーすごい量の作ってるしー失敗してもいいようにでしょー?
トレイ・クローバー
トレイ・クローバー
それなら俺らにもできるし、俺らも協力したいんだ
エース・トラッポラ
エース・トラッポラ
なるほど、てっきり止めに来たのかとすんません
リドル・ローズハート
リドル・ローズハート
いいんだよ。僕も少しルールに囚われすぎていたようだしね。それに気づかせてくれたのは麗だからそのお礼をしたかったんだ
エース・トラッポラ
エース・トラッポラ
そーなんすね。じゃあ、みんなで作りましょ!俺、結構な量のデザイン考えたんすよ。寮長達も見てくれません?
リドトレケイ「わかったー!」
リドル・ローズハート
リドル・ローズハート
エース少しいいかい?
エース・トラッポラ
エース・トラッポラ
なんすか?
リドル・ローズハート
リドル・ローズハート
これ、なんで雫を逆さにつけているんだい?
エース・トラッポラ
エース・トラッポラ
あーそれはっすね?雫って涙とも取れるじゃないっすか?だからそれを逆さにして「泣かせないくらい幸せにしたい」とか「辛いことに逆らえるように」みたいな意味を込めて...って!めっちゃ恥ずいじゃん!俺!
トレイ・クローバー
トレイ・クローバー
いや、そんなことないぞ。すごく考えたんだなどが麗華のこと愛してるんだろうなって気持ちが伝わってきた
デュース・スペード
デュース・スペード
そ、そうだぞ!俺はすごくいいと思う!
ケイト・ダイヤモンド
ケイト・ダイヤモンド
俺もこの逆雫がいいと思う!
エース・トラッポラ
エース・トラッポラ
そ、そうっすか////なんか改めて言うと恥ずいわ
リドル・ローズハート
リドル・ローズハート
エース。その逆らうって言う意味はどこから来たんだい?
ケイト・ダイヤモンド
ケイト・ダイヤモンド
あ!それ俺も気になってたー!教えて教えて!
エース・トラッポラ
エース・トラッポラ
あーそれは逆の雫は重力に逆らってる形でしょ?だから、それで優愛にいや...トラウマに逆らって欲しい。トラウマを克服して幸せになって欲しいって意味
デュース・スペード
デュース・スペード
.。゚+.(・∀・)゚+.゚す、すごいな!エース!!そこまで考えるなんて!
リドル・ローズハート
リドル・ローズハート
うん、僕にはない発想だよ。実に良いアイデアだ
ケイト・ダイヤモンド
ケイト・ダイヤモンド
うんうん!やっぱり、エースちゃんって麗ちゃんのこと好きだよねー!
トレイ・クローバー
トレイ・クローバー
俺もそこまで愛せるような恋人欲しいなー
エース・トラッポラ
エース・トラッポラ
......( ゚д゚)ポカーン
デュース・スペード
デュース・スペード
エース、手を動かしてくれ。僕は綺麗な石探してくる!
エース・トラッポラ
エース・トラッポラ
え、いいの?
デュース・スペード
デュース・スペード
あぁ、俺はこれくらいしか出来ないからな
リドル・ローズハート
リドル・ローズハート
じゃあ僕たちは色や大きさを考えることにしようか。みんなで麗にプレゼントを作ろう!
エーデューストレケイ「はい、寮長!」
一方その頃俺はオクタヴィネル寮に行き情報を大量に集め、B4のノートにサバナクロー寮と同じように情報をまとめて書き込んで学園長室に向かうところだった。
オクタヴィネル寮はやはり黒だった。まぁ、寮生たちは黒幕に操られているらしいが。いや、正確には従順しなる魔法薬を飲まされて自分の寮長と契約して寮長に薬を作らせてそれを俺に盛るために色々根回ししていたのだ。
麗華
麗華
(....アズール・アーシェングロット..やつは慎重で計画的な人間のようだ。普段の彼ならこんなことをぜずに自分の元に引き込もうとしただろうが)
契約をしたらアーシェングロットは絶対に自分からは破らないだろう。それを考えてのことなら尚更、黒幕の尻尾をつかむのは困難を極める。
麗華
麗華
(それに、オクタヴィネルの寮生全員を従順にして操る魔法薬を作ることができる。その上、俺の魔力を知ってすぐに俺の倒れさせる強力な魔法薬を作り全ての行動が自分達の手を汚さずそれらを今も尚尻尾を出さずにやってのける奮励の精神...)
麗華
麗華
うわ、まじか。......まだ分かりたくなかったな
そう、その黒幕はポムフィオーレ寮の人間だ。だが、3年、2年は望み薄としておこう。なぜって?
麗華
麗華
(3年ならもっと効率のよく強いものを授業で教わっているため(クルーウェル先生曰く)それに2年は人を苦しませる魔法薬を作れるらしいため、わざと威力を弱くして足のつくような真似をするとは思えない。もし2年がそんなことをしていたのだとしたら相当悪趣味な人間、アホ、それとも確実にバレないという油断ある者だけだろう)
そのため、毒の魔法薬や従順にする魔法薬を作った者は1年だろう。多分、先輩の教科書を真似したのだろう。従順にする魔法薬は不完全のようだった。効き目があったのは俺に薬を盛る時、夜の自由時間だけだったのだろう。その時だけ目の焦点があっておらず少々不自然な動きをしていた。夜の自由時間とわかったのは寮長、アーシェングロットの日記を見たからだ。
麗華
麗華
(...人の日記は見たらダメだろうが、疑いを解消するためだ。我慢してもらおう←)
そして、俺は学園長室の前に来たためノックをした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だが彼の反応はなかった。
麗華
麗華
(ん?寝てるのか?まぁ確かに1時だし寝てて当たり前か....でも、何かあったら...)
そこで思い出したのは薬物で完全に理性がぶっ飛んで狂って自殺した両親の顔だった。
麗華
麗華
........学園長、入りますよ
その声は震えていた。だが、俺は激しい動悸と頭痛、冷や汗、呼吸がおかしくなりながらドアに手を掛けた。鍵は開いていた。普段ならそれも不思議ではないが、寝ているのだとしたらさすがに不用心だろう。麗は恐る恐るドアを開けた。

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