第19話

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2025/12/23 08:23 更新
史記
史記
(私が必ず、守る………)
英寿
英寿
ッッ………

英寿side

愁斗くんを傷つけた母親が今扉の向こうにいる
それだけで、怒りが込み上げた。





何があっても、愁斗くんは帰さない。


もうあんな思いにさせたりしない。


母親
母親
ガチャッ🚪愁斗、迎えに来たよ😊
愁斗
愁斗
いや、ッッ………

英寿
英寿
愁斗くんは帰りたくないと言っています
無理に連れていくのはおやめください
母親
母親
は?なんであんた達に
命令されなきゃいけないわけ?

母親
母親
ほとんど国のために何もしていないし
………それに、夫のことだって。
愁斗
愁斗
おとう、さん………










母親
母親
あんた達のせいでどれだけ
夫が……勇馬が、苦しんだと、!!ウルウル
母親
母親
ただ力がなかっただけで追放された
勇馬をずっと支えてきたのに、、、
聖哉
聖哉
何があったんです、、


母親
母親
国民からは使えないから
追放されたと噂されて、、
母親
母親
居場所もなく、、
そして、国民から殺された。




病死とかでは、、無かった………?







国民がありもしない事実を鵜呑みにして、
………『殺した』、??














それは、、、俺の責任でもあるのでは………


母親
母親
あんたらを恨んでる
大切な夫を奪った上に、愁斗まで。
母親
母親
愁斗、帰るよ
愁斗
愁斗
いやっ、、ッッ……ポロポロッ泣











そして、愁斗くんの母親は

愁斗くんに近づいていった。




その目には笑顔はなく、獲物を見るような目。


英寿
英寿
愁斗くん、!



俺は怖くなって、愁斗くんの前に立ち

両手を広げた。



愁斗くんのお父様の償いのためにも
ここで命を落とすことは怖くない。





俺は今できることをするんだ。














聖哉さんは剣を抜き、母親に向かって刃を向ける。

母親
母親
はぁ………もういいわ。




母親
母親
1人の人も守れない王なんていらない。





ぇ、、?














そこからは世界がコマ送りに見えた。








少し長めなナイフを取りだした愁斗くんの母親、

こちらに刃をむけ、向かってくる。



聖哉さんの位置では間に合わないだろう














ここで死ぬのか、、

でも、愁斗くんを守るなら、それでいい。



















そして、母親が目の前に見えた時


俺は目をつぶった。


英寿
英寿
ッッ………

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