第25話

19話目~お別れを告げる鐘が鳴る。~
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2025/04/11 11:10 更新
そうして,時間が経った。
とてつもなく感じた。
きーん、こーん、かーん、こーん
そう、鳴り響いた。
_倉本@くらもと_ _桂奈@けいな_
倉本くらもと 桂奈けいな
終わっ…,た?
そう言い,必死に手を首に当てる。
……良かった、首輪は付いていない。
……あの子は大丈夫だろうか。
ぐるぐると駆け巡る思考の中,”ソレ”は聞こえた。
¿¿¿¿¿¿¿
¿¿¿¿¿¿¿
はーい,今から捕まった人を発表するから,集まってね。
¿¿¿¿¿¿¿
¿¿¿¿¿¿¿
と言っても集まるのは難しそうだから,各方向に出口を用意したよ。
¿¿¿¿¿¿¿
¿¿¿¿¿¿¿
そこから出たら広場に戻るよ。
¿¿¿¿¿¿¿
¿¿¿¿¿¿¿
あ,ちなみに出なかったら毒ガスで殺すから,出た方がいいと思うよ…
_倉本@くらもと_ _桂奈@けいな_
倉本くらもと 桂奈けいな
ッッ…
”殺す”
その言葉が,私の心を貫く。
私が,ドッジボールでも,今でもやった事だ。
現実逃避をするかのように,顔をブンブンと横に振る。
余計に思い出す。人が目の前で弾ける光景を。あの子が私を解放する姿も
何で私は生きてるんだろう。このまま死んでしまった方が良いのでは無いか。
動けずに居た。もうこのまま…
そう思った刹那,誰かに手を引かれた。
_倉本@くらもと_ _桂奈@けいな_
倉本くらもと 桂奈けいな
えっ…,?
慌てて顔を見る。
_雅陽@みやび_ _黑@クロ_
雅陽みやび クロ
桂奈,早く行くよ。
____紛れもない,雅陽くんだった。
_倉本@くらもと_ _桂奈@けいな_
倉本くらもと 桂奈けいな
……!!雅陽くん!生きてたんだね!
嗚呼、良かった。
雅陽くんが死んでいたら,どうすれば良かったのだろうか
思考が駆け巡ると同時に,出口に出た。
¿¿¿¿¿¿¿
¿¿¿¿¿¿¿
殆ど出口に行ったみたい…だけど
¿¿¿¿¿¿¿
¿¿¿¿¿¿¿
唯一,行かなかった人がいるみたいだね。
そうケタケタと笑うあの子を見て,私は恐怖に苛まれた
て言うか,出口に行かなかった人って…,?
そんな思いは,たった一つの発言により軽く打ち砕かれた。
発せられたその言葉が,地獄へと突き落とされた。
¿¿¿¿¿¿¿
¿¿¿¿¿¿¿
百井佐倉モモイサクラ”。君だよ。
混乱する暇もなく,近くにあったモニターに電源が着く
普段聞く音なのに,今はものすごく雑音に感じる。
バチっ,と写ったのは,紛れもない百井佐倉モモイサクラだった。
_百井佐倉@モモイサクラ_
百井佐倉モモイサクラ
……嗚呼、そっか。
_百井佐倉@モモイサクラ_
百井佐倉モモイサクラ
私,死ぬんだね。
彼女は諦めた表情で,私達を見つめていた。
そのどこかがおかしく,苦しくなり,私はそのまま倒れた。
_雅陽@みやび_ _黑@クロ_
雅陽みやび クロ
……
雅陽くんはモニターを睨みながら,私の背中をさすってくれた。
正直今は見たくなかった。
でも,嫌と思っていても彼女の声が私の耳に入ってくる
_百井佐倉@モモイサクラ_
百井佐倉モモイサクラ
もういいや,疲れちゃったんだよ。
_百井佐倉@モモイサクラ_
百井佐倉モモイサクラ
”才能”も,”信頼”も。全部要らない。
_百井佐倉@モモイサクラ_
百井佐倉モモイサクラ
さようなら。私を助けてくれなかった犯罪者達さん。
彼女がそう言った時,毒ガスが蔓延したかと思うと,モニターは暗転した。
私はただ,モニターの近くで泣く事しか出来なかった。
でも,この後死ぬ人が3人もいる。
もうヤダ…見たくない…でも
見ないと,殺される。見ないと,見殺しにしないと,私が殺される。
ガクガクと震える脚を何とか持ち上げる。
_雅陽@みやび_ _黑@クロ_
雅陽みやび クロ
大丈夫かい,桂奈。無理は禁物だよ。
そう雅陽くんは言ってくれる。
けど,今は無理をしないと行けないんだ。
_倉本@くらもと_ _桂奈@けいな_
倉本くらもと 桂奈けいな
……大丈夫,行こう。
半ば強引に足を進めると,それに合わせる様に雅陽くんも着いてきた。
私は,どうすれば良かったのだろうか。
本当に,これで良かったのか?
何も分からないまま,歩を進める。
きっと,このデスゲームはまだ続く。
_倉本@くらもと_ _桂奈@けいな_
倉本くらもと 桂奈けいな
それでも,行かなきゃ……
そう自分に言い聞かせ,少し止めた足をまた進める
きっと,いやもう報われない。
ここに来てしまった時点で。
桂奈回多いなぁ……
あはは,相変わらず下手()
_倉本@くらもと_ _桂奈@けいな_
倉本くらもと 桂奈けいな
最終日まですっぽかして何してたの?
遊んでた
_倉本@くらもと_ _桂奈@けいな_
倉本くらもと 桂奈けいな
は?

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