第17話

君と生きるために⑥
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2025/09/25 12:00 更新






ある日の真昼間の公園は、

子供の笑い声やベビーカーを

押す母親たちで賑わっていた。

その喧騒の片隅、

僕とジョングクはベンチに腰掛けていた。



jk
jk
 …親にバレないように来るの、 
 大変だった……ㅎㅎ




少し拗ねたように笑うジョングク。

僕は肩を竦めて応えた。



v
v
 仕方ない。
 今はまだ言えないから…。 




何気ないやり取り。

けれど、隣に座る彼の存在は、

この明るい世界でひときわ鮮烈だった。

太陽の光に照らされた横顔を見ていると、

胸が締めつけられる。



しばらく沈黙が続いた後、

僕はぽつりと口を開いた。



v
v
 ……前世では、
 俺たち、結婚してた。 

jk
jk
 うん。 

v
v
 子供もいて……幸せだった。 

jk
jk
 そうだね。 




短い返事に、

彼の瞳がかすかに揺れる。



v
v
 でも、今は…… 




言葉が途切れる。

喉が詰まって、

それ以上続けられなかった。



代わりにジョングクが静かに言った。



jk
jk
 今の国じゃ、
 俺たちは結婚できない。 




事実を突きつけられて、

胸の奥が冷たくなる。

笑い声が響く公園が、

まるで別世界のように遠く感じられた。



v
v
 …運命は、本当に意地悪だね。 




つい、本音が漏れる。

目の前に確かに存在する幸せを、

形にできない。

法律という見えない壁が、

僕たちを阻んでいる。



ふと隣を見ると、

ジョングクはまっすぐ前を

見据えていた。



jk
jk
 それでも、
 俺はテヒョンと一緒にいる。 

v
v
 …… 

jk
jk
 結婚できなくても、
 子供がいなくても。
 俺にとっての家族は、
 テヒョンだけだから。 




その言葉に、涙が込み上げる。

逃げ場のない現実の中で、

唯一の救いがそこにあった。



v
v
 …俺も。
 ジョングクがいれば、 
 それでいい。




互いの手が、自然に重なった。

昼間の公園で、

誰の目があるかわからないのに。

離したくなかった。



太陽は眩しすぎて、涙を隠してくれる。

この残酷な運命を前にしても__

僕たちは決して離れない。







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