"ジュワァッ🔥"
私は下を向きつつ、だが右腕には強く力が篭もる
この傷が、鬼によってできたものだったらどんなによかったか
戦いを頑張った証でも、人を守れた証でもない…
象徴するのは"人間の醜さ"
そんな人の為に命を懸けて刀を振るう私はある意味矛盾した存在だと言えるだろう
鎌鬼は私の前でしゃがむと、膝に手を乗せ顔を傾けながらニヤニヤと表情を変える
"復讐してやろうぜ!!(妓*≧∀≦*) ( '-' 紫 )・・・"
一体何を言い出すかと思えば、それはそれは素晴らしい提案とでも言いたげな高揚感溢れる言いぐさ
自分の額を引っ掻きながら、瞳孔ガン開きで私に迫ってくる
私を見つめながらニヤニヤと返事を待つ鎌鬼、そして私の視線は彼を超えてその奥に向く
"ザシュッ🔪"














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。