第20話

「Yokohama strange incident ⑸ 」
330
2024/06/18 11:08 更新
Anoharu(作者)
Anoharu(作者)
行事に模試に、暇なかって…
お待たせすぎてごめんなさい〜🙏😅
太宰「かぐやちゃん、、」

  「私が、殺したんだ…かぐやちゃんの大切な」

  「お父さんを」

かぐや「…」

手足を縛られた青年を、物騒な刀を持った少女が
冷たい目で見下ろす

太宰「…私のいたポートマフィアと、お父さんは敵対関係にあったんだ」

かぐや「…ポートマフィア自体が?」

太宰「そう。」

かぐや「そんなこと言われたって、変わらない…!」

   「私は、ここであんたを…!!」

   「あんたを殺すために…   」


??「少し待て…っ!!」


太宰「猟犬…!?の、条野…!?」

かぐや「猟犬…!?」

条野「かぐやさんですよね?少し時間をください」

かぐや「邪魔するなら、あなたも、、  」


スッ
 

かぐや「!?」

瞬きの間に、かぐやの右手から、刀が奪われた

条野「…時間、くれますね?」

笑顔に隠れた、恐ろしい圧

かぐや「っ…なんですか」


条野「貴女の父上は、猟犬のひとりだったんです」


かぐや「……え?」

太宰「ボソッ(条野、それはもういいんだ…っ」

無視して続ける。

条野「太宰さんが死ぬのも困るので、簡潔に…」


猟犬として、ヨコハマを守る…それが月野さんの仕事でした。月野さんは優秀な方で、信頼は厚く。

ところがある日、彼は、暗殺を依頼された犯罪者と、一般人を間違えてしまい、そのまま殺してしまったのです…追われていた犯罪者が仕掛けた、罠でした。

月野さんは人違いに気づいておらず、殺したあとそのまま帰宅。しかし政府の人々は数時間後、月野さんのミスを知ってしまいました。きっと生き延びてしまった犯人が、別の事件を起こしたんでしょう…

深夜だったため、次の日出勤したら命が危ない…

政府と同時に、月野さんのミスを知った者がいた…

それが太宰さんです

太宰さんはその日のうちに、例の犯罪者を殺害。その後、月野さんをも殺し、一般人の死は事故死だったと偽装しました。

結果、月野さんは犯罪者と対峙した際、任務を遂行と同時に死んだという結末で、この件は闇に葬られたのです



かぐや「…お父さん」

   「そんなの、知んないよ…」


少女の頬を、涙がつたう…

太宰「…黙っておくべきだと、思った」

  「私が月野さんを殺したのは理由付きだ」

  「けれど、君の最愛の父親を殺したことに」

  「違いはないよ」

  「殺してくれても問題ない」


条野「…かぐやさん」

  「それでも、太宰を殺しますか…?」



かぐや「ううん…っ」

   「殺さない…っ」



気が抜けたように微笑む太宰と

少し表情を緩めた条野と

泣き続ける16歳の少女と

茜色の空と。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

プリ小説オーディオドラマ