[のあside]
目に飛び込んできたのは…
気品があり高級そうなローブを身にまとっていて、
この館の主でカードの差出人だと思われる女性と
その女性に仕えるかのように立っている男子達。
女性は部屋の真ん中にある長いテーブルの
1番前に座っていて私達を見るとにこっと
微笑んだ。
そう言って手を前に出すと音もなく
スゥ…と現れるカラス。
それはじゃぱぱさんの部屋にいたあの紫色の
リボンをしたカラスだった。
そう言って不気味な笑顔でニヤリと笑うのを見て背筋がゾクッとする。
そう言って微笑むとうりさんとゆあんくんがこっちに走ってきた。
その目はやっぱり紫色をしている。
久しぶりに走ったせいかすぐ息切れしてしまう。
それに背負っているリュックが予想以上に重く感じて走りにくい。
こんな事ならもう少し減らせばよかったです…!
そんな事を考えながら長い廊下を走っていると
左右にも廊下が続いているのが見える。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。