あなたのカタカナ名前は少し考える。
正直な答え。
シズクは小さく頷いた。
短い言葉。
でも、いつも通りの声。
あなたのカタカナ名前の胸が、少しだけ軽くなる
その時――
クロロの声が響いた。
団員達が視線を向ける。
クロロは机の上に、あの写真を置いた。
黒い箱の写真。
部屋が静まる。
シャルナークが顔をあげる。
クロロは静かに言った。
フェイタンの目が、わずかに細くなる。
クロロは続ける。
あなたのカタカナ名前の胸が、ドクンと鳴る。
嫌な予感。
静かに広がる。
少し間。
クロロの視線があなたのカタカナ名前に、向く。
そして――
静かに言った。
その瞬間。
時が止まったように感じた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。