第46話

目覚めろ夕河!?の段
202
2022/03/30 05:59
囚われた夕河を傷つけたのを痛感した留三郎は覚醒していたから朱夏と戦っていた。
山田先生
留三郎。本気なら頼んだ
朱夏
…‼︎つくづくこの俺を完全になめてやがる猿にはキツイお仕置きが必要だな
食満留三郎
うぁっ!!(夕河が吹っ飛ばした理由は三節棍を使ったからか?)
留三郎は鉄双節を出していたので朱夏は三節棍を使ってお互いはヌンチャク対決していたけど徐々に押され、朱夏は留三郎を吹っ飛ばした。
食満留三郎
あっ!くっそがあ〜!!
朱夏
そうだ。ほら頑張れ頑張れ
上手く受け身を取り、激しくやり合ってお互いの武器がぶつかり合う音が響いても傷ついている留三郎を見た他の上級生と先生達も立ち上がっていたけど隙が無かったので見ているしか無いので忍たま達は今のうちに夕河を助けに行った。
しかし。
⁇⁇
何遊んでやがるんだ!!
途中から麗蘭がやって来て足元を見ると夕河を踏みつけにしていた。
山田先生
何奴!!夕河を何踏みつけにしてんだ
麗蘭
ドクツルタケである麗蘭だ
食満留三郎
…返せよ…返せよ…俺の弟を返せえ〜!
潮江文次郎
お前まで我を忘れんなよ
夕河を傷つけたのを許せなくて凄まじい殺気を出しており、止めても手遅れだった。
六年生一同
留三郎ぉぉぉぉぉぉ!!
朱夏
まあ銀髪は元々は超能力者でいらない子だから俺達の生贄だったのに。くだらねえ〜人生だったよな
食満留三郎
俺の弟を悪く言うな!!!!!
得意の武器であるヌンチャクでさえ押されており、留三郎は夕河並みに大怪我を負っていた。
食満留三郎
うぅっ!!グハァッ!!
朱夏
お仕置きはこれからだ!!
善法寺伊作
同室を痛めつけるのはもうやめてくれ
その頃目を覚さない夕河は夢の中で父方の祖父である近藤誠に会っており、甘やかさないで子供ですら容赦無く厳しい事を言った。
食満兄弟の祖父
さっさと起きないか!!
食満夕河
あっ!爺ちゃん?
食満兄弟の祖父
このままではお前の大切なお兄ちゃんまで死んでしまうぞ!!
食満夕河
兄。ちゃん?あっ!
食満兄弟の祖父
だったら起きないか!お兄ちゃんを泣かせたらあの世まで殴るからな
朱夏は地面に叩きつけたらナイフで自ら留三郎の事を止めを刺そうとしていた。
朱夏
じゃあな。食満留三郎!!
忍たま一同
留三郎ぉぉぉ〜!!/食満先輩ぃぃぃ〜!!
その時。無数のナイフが朱夏に襲い掛かった。
朱夏
(まさか。夕河!!)
食満夕河
兄ちゃん!!!!
食満留三郎
(夕河。お前の力を借りるぞ!)
夕河が目を覚ますと留三郎が殺されそうになったのを見て青×緑×オレンジのアースアイに変わり、貸していたら、朱夏を押していた。
朱夏
(お。押している?ブラコンの力か?)
食満留三郎
はぁっ!!たぁぁぁぁ!!
朱夏
おらぁぁぁぁぁ!!
食満兄弟一同
うぁっ!!/うぅっ!!
忍たま一同
食満兄弟ぃぃぃ〜!!
吹き飛ばされた食満兄弟は意識が朦朧としていて気絶していた。その時、坂に転がっていた食満兄弟を同時に受け止めていたのは茶色の忍者装束を着た忍。
朱夏
何奴!!
麗蘭
何奴!!
雑渡昆奈門
タソガレドキ忍者組頭雑渡昆奈門。山田先生。此処は私が引き受けよう
朱夏
タソガレドキ忍者!
麗蘭
タソガレドキ忍者!
山田先生
雑渡昆奈門!何故!?
雑渡昆奈門
タソガレドキは忍術学園と手を組む事になったから助けたんだ
食満兄弟は命を落とすくらい麻痺をしているので伊作は急いで兄弟別で治療をしていた。
朱夏
くっ…
雑渡昆奈門
あれ?やらないの?
朱夏
ふっ。上等!
山田先生
麗蘭は私がやる!!
霧深き村に鋼がぶつかり合う音が響いた瞬間で霧が漂っており、乱太郎達が夕河に抱きついたと同時にしんべえが泣き出し、六年生はホッとするもの、様々。
猪名寺乱太郎
無事で良かったよ!!私達夕河の事を心配したんだからね
食満夕河
お前ら心配かけてすまない!わすは大丈夫だ!
食満留三郎
…誰か頼む…俺の弟を俺の元へ連れて来てくれないか?
立花仙蔵
…フフッ。分かった…乱太郎…何故夕河を連れて来た?
猪名寺乱太郎
立花先輩それがですね…夕河が食満先輩の方へ連れて行って欲しいという訳です
立花仙蔵
…やれやれ兄弟揃って同じ事考えるんだな…留三郎…お前の弟を連れて来たぞ…お前と同じ事考えていたみたいだぞ
食満夕河
…兄ちゃん…無事だったんだな…命に別状が無くて良かった
食満留三郎
起きてくれたんだな……
夕河が自ら抱きつき留三郎はしっかりと抱き締めた後におでことおでこを合わせて優しい目をしていた。留三郎は緑の着物を着流しに着替えた後に話を聞いていた。
潮江文次郎
何があったのか説明してもらう
食満夕河
わすはただ一人で原っぱでのんびりしていたのにいつの間にか山火事になって知らない場所にいててんわやんわだし
食満留三郎
て、てんわやんわ⁉︎まてまて!話が見えん!
夕河曰く留三郎が用事があると言って仕方が無く一人でのんびり裏裏山の一番奥まで行った事。そこには薬草やら花やら咲いており、まずは裏山の入り口の小川でネコヤナギを見つけてそして山道を登っていくと今度はオウレンの花にサンシュユの花など摘んだり、原っぱを転がったりしていた事。知らないうちに戦になって火の海になった事。朱夏に襲われた事。受け身を取ったけど崖に落ちた事。
食満留三郎
な、なるほど…。しかし無事で良かった!!お前が死んだら俺泣くぞ!
食満夕河
それだけはやめろ!!
兄弟お互いより大事なものは無いほどのブラコンっぷりだった。部屋に戻ると兄弟揃ってすでに危篤状態で、包帯には血が滲み出しており、痛々しく見るも絶えない状態で武闘派の留三郎すら流石に動けるはずは無くて座らせていた。
善法寺伊作
食満兄弟大丈夫?
食満留三郎
俺は平気だが二度目にダメージを受けた弟が心配なんだ…ッ…俺より二度目にダメージを受けて体は痛いよな…ッ…夕河を守ってやれなくてすまなかった……
食満夕河
わす自身が痛がろうと寝たがろうとわすよりも仲間を優先しなきゃ駄目じゃないのか?
食満留三郎
今度は俺を置いて行くなよ?
忍たま全員は夕河が永遠に眠ってしまい、留三郎はマジで大泣きしていたので今度は死なせたくないというより泣かせたくないという気持ちだった。
学園長先生
火の海になって何かを見たようだと情報が入っておる何を見た?
食満夕河
えっ?何って女の人でした!!
土井先生
具体的に言ってどんな女だったんだ?
食満夕河
ピンク色の花柄をした着物を着て髪は茶髪で悲しみに暮れた人でした。多分失恋して自殺しようと考えたとか?
立花仙蔵
だんだん一致していますね
夕河が指す場所はなんと一番危険だとされている裏裏山の一番奥だった。
土井先生
何故裏裏山に行ったんだ?
食満夕河
くつろぐついでに手紙が来ていたので誰なのかを見に行ったんですよ
死の女神より
一緒に死のうよ
貴方は何も悪くないけど
旦那は貴方に惹かれていたのに手を出して自業自得ね
私は貴方の美貌に対して怨みはないわ
可愛い子で仲良くなれて嬉しいのよね?
まだ幼い子供で町から愛されて
食満夕河君へ
という内容で意味が分からなくなった。
学園長先生
どういう意味なんじゃ?
食満留三郎
んな事よりそんな手紙は俺知らねえし、お前だけかよ!!!
鉢屋三郎
文章を逆さで読みますと
食満夕河君へ
まだ幼い子供で町から愛されて
可愛い子で仲良くなれて嬉しいのよね?
私は貴方の美貌に対して怨みはないわ
旦那は貴方に惹かれていたのに手を出して自業自得ね
貴方は何も悪くないけど
一緒に死のうよ
死の女神より
という内容で意味が分かって余計に怖くなった。
山田先生
何故裏裏山の方に行ったのかは分かったけど食満留三郎には話したのか?
食満夕河
手紙はただのイタズラだと思って兄ちゃんには話してないです
猪名寺乱太郎
死の女神は誰だったんでしょうか?

プリ小説オーディオドラマ