とある夕河と大輔は餅つきを行なっており、餅ついた。それを知っていた忍術学園は夕河達の方へ向かった。
ペッタンペッタン!!!!
夕河達はひたすらにペッタンペッタンと餅をついてそれを見た上級生達はあまりにもかっこいい二人を見てやりたくなっていた。
ペッタンペッタン!!!!
夕河達は草むらに座り、ただ忍術学園が楽しそうにしていたから二人でほのぼのと眺めていた。
山田先生と土井先生は夕河達の子供というより大人みたいな会話を聞いていた。
それを聞いた六年生は自分達と夕河の差別でプツンッとキレて夕河を引っ張って行った。
夕河は六年生があまりにも腕を引っ張るから何言っても無駄なので仕方がないという顔で気合いを入れながら餅つきを行なっていた。
ペッタンペッタン!!!!
夕河と大輔のコンビネーションはピカイチだったから忍たま全員感心していた。
学園長先生は夕河の大人すぎる性格に呆れてしまい、ため息をついていた。
全員が聞いて声を上げる。そして学園長先生が訳を話し始めた。
留三郎の弟思いには感心し、そして夕河は疲れ切ってしまって兄弟で交代交代しながら餅つきを行なっていたら俊逸道場が来た。
夕河の落ち着いた雰囲気のある話をして留三郎は嬉しそうに見ていた。
留三郎が昔の話をしようとしたら先に乱太郎達が聞いており、夕河が話し始めた。
夕河の細かい説明を忍たまはほのぼのと聞いていた。
食満兄弟の長く細かい説明を忍たま全員は黙々と聞いていた。
ナギメ師範のツッコミで夕河は呆れ返り、そして餅が出来ていた頃に流星群を見ながら夕河は一人で食べていたら留三郎がやって来た。
忍たま達なり、俊逸道場なりに楽しんで、そして二人で夜空の流星群を見る。
食満兄弟は表情をして息合わせながら答えた。
兄弟で笑い合ったから忍術学園は純愛している食満兄弟にはほのぼのとした最高の思い出となった。
それは事実。夕河が一人で眺めていたから留三郎を見つけ出して連れて行く気だった。しかし文次郎と腕相撲し始めていたから兄弟水入らずにしたくて嘘ついており、仲間といるより兄弟といた方がいいと考えて無理矢理つれだし、嘘の情報を話したらしい。
こうして忍術学園はわがまま言わずに気を遣ってばかりの夕河の為に提案した七夕の日に行われた餅つき大会は幕を閉じた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。