第52話

# 050
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2026/02/08 09:00 更新


















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    ー    2014年  11月    ー





eiro side .




間 宮 日 向
    元稀くん!    
元 稀
    ヒナ?どうしたの?ミヤは?    



俺はコンビニから家に帰っていると
向こうの通りからヒナが走ってきた。

と思った途端
点滅していた青信号が赤に変わって
交差点を車が曲がってきた。


元 稀
    っ …  、!    
元 稀
    ヒナ!!待って!!    






間 宮
    ごめん …  、  
元 稀
    別に俺は良いんだけど    



一旦ヒナを俺の家に連れて帰って
少しゆっくりしていると
トモとミヤが入ってきた。


元 稀
    お母さんさ今日も帰るの夜中でしょ?    
遅い時間になるなら言っとかないと
元 稀
    ヒナ不安がるって    
間 宮
    そうだよね …  、ごめん    
間 宮
    ヒナごめんね  、家帰ろ    
間 宮 日 向
    やだ    



ミヤがヒナの手を握ったが
それをヒナは振り払った。


間 宮
    永露にも迷惑だから    
間 宮 日 向
    やだ    
間 宮
    わがまま言わないでよ …  、  



ヒナは俺の足にしがみついて
泣き出してしまった。


小 川 智 大
    ミヤ    
間 宮
    俺はヒナのお母さんじゃない  、!    
小 川 智 大
    ヒナくん  、ごめん    



これまで黙っていたトモが
ヒナの目の前で突然しゃがんだ。


小 川 智 大
    僕が兄ちゃんのこと引き止めたの    
小 川 智 大
    兄ちゃん帰ろうとしてたんだけど    
僕が引き止めたから遅くなったの
小 川 智 大
    ごめんね    



ちらっとミヤの方を見ると
もういいよという顔をしていて
嘘なんだなと思いながら
ヒナのことを見つめ直した。


元 稀
    だって  、兄ちゃんは帰る    
つもりだったんだって
間 宮 日 向
    …  、  
小 川 智 大
    ごめんね    



そう言ってトモは
ヒナの顔を覗くように1歩近づくと
トモの方を力強く押してそれを拒否した。


間 宮
    ちょっと  、ヒナ    
間 宮 日 向
    …  、  
元 稀
    トモ  、ミヤ送って行って    
小 川 智 大
    …  、  
元 稀
    ヒナ  、お腹すいてるって言ってたから    
何か食べさせてから家送ってく
間 宮
    …  、  
小 川 智 大
    ミヤ  、行こ    
間 宮
    …  、ごめん  、ありがと    



ミヤがそう言うと
トモはミヤの手を引いて出ていった。


元 稀
    お腹減ったね  、何食べたい?    
間 宮 日 向
    元稀くん    
元 稀
    ん?俺は食べられないよ    
間 宮 日 向
    元稀くんが良かった    
元 稀
    何が?    
間 宮 日 向
    兄ちゃんの彼氏    
元 稀
    それ兄ちゃんに言ったらダメだからね    


















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