新しい友達できるかな、
新しい恋実るかな、
なんて不安を抱きながらクラスへ向かう…。
ガラガラ
遥香「やっとあなたきたーー」
あなた「ごめん遅くなって!」
遥香「大丈夫!!あなたの席あそこだよ!」
あなた「あ、ほんとだ!!」
隣の席の人はまだ来てないのかな、
優しい人がいいな!!!!
ガタン
黒板の文字もちゃんと見える、
席としては問題ないかなー。
ーーーーーーーーボンッ
(え?)
横を振り向くと堀内 悠斗が座っていた
悠斗「うわ俺の隣こいつかよ」
あなた「こいつって何よ。」
悠斗「…………あのさ」
あなた「なによ」
悠斗「俺に話しかけないでくんね?」
え、、、
''俺に話しかけないでくんね?''
その言葉が頭の中でリピートされる。
あなた「…なんで、?」
悠斗「俺はお前と話したくない」
あなた「そ、そっかぁ!わかった!」
ーーーーーーーートコトコ
私は立ち入り禁止の屋上へ向かった
立ち入り禁止といっても入ることは可能
他の生徒もちらちらいる。
先生達の確認などが甘い。
ふぅ、外の空気は落ち着くね、
でも、まだ私の頭の中ではリピートされている
''俺に話しかけないでくんね?''
なんで、、、、
んん、泣きそう、
遥香「あなた…、どうした、の?」
私は遥香にさっきあったことを話した。
遥香「んんそっかぁ、大丈夫だよ、私がいる」
あなた「ん、ありがと遥香」
遥香「うん、戻ろ?」
あなた「うん」
私はまた不安を抱きながら教室へ、
教室に入ると隣の席には堀内 悠斗
今日あの話後堀内 悠斗は話しかけてこなかった
私の高校生活大丈夫かな、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。