私は赤ちゃんの頃から孤児院で暮らしていた
先生ともほかの孤児の子とも仲が良くて、親がいなくても毎日が幸せだった幸せだった
あの日が来るまでは
その日は、植物が育たないほどの寒い日だった
私が暮らしていた孤児院は、高い山にあったから尚更だ
─────それは、私が目を閉じようとした時のことだった
孤児の子達が悲鳴をあげた
私は恐ろしさのあまり悲鳴をあげることが出来なかった
ジャキッ!!!グシャ!!!
5人ほど殺された
大好きな友達いや家族を殺されているというのに、
身体がすくんで動かない
来ちゃダメそう言いかけた時…
グシャグシャ!!!
次はみんなも先生まで、許せない許せないっ!!!
ジャキッ!!!
気づいたら私は大きな斧を持って鬼の体に傷をつけていた
自分なんてどうでもいいくらい、怒りがどんどんどん煮えてきて、自我を失いかけながら戦った。
しかし私の体力の限界がすぐ来てしまい、鬼に隙を突かれてしまった
Continue…
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