한빈side
遂に華の都に星が降る日になった
街中もきれいに彩られ
華の都はどこも輝いていた
テレが動かす楽師たちの音楽が流れて
僕たち高官と武官も正装をして一同がずらりと並ぶ
大きく鐘の音が響いて
大空殿に日宮からはハオヒョンが
月宮からは1年ほどお目にかかることのなかった月の王とユジンが入場する
大きく扉が開いてまずは外高官
次に土産物、側近、武官と続き
最後に神輿が2つ大空殿に並んだ
そこからは長い儀式の言葉が続き、
ユジンが月の王に変わって懸命に覚えた舞踊をそつなくこなしたことに安心したり、
ハオヒョンと一緒に考えた祝詩の反応がよかったことにほっとしたりしているうちに
遂に鸞国の番となった
そこで僕はいきなり気づいた
鸞国の側近の中に "リッキーがいない"
鸞国の者を引率する役割があるから
一度華の都から離れて戻ってくるはずだった
一体どこに、と思ったところで
右側の神輿の御簾があげられて
星の皇子が出てきた
クンジョルをしているため顔が良くみえないが
その背格好、髪色はまさに、
星の皇子と名乗り、顔をあげた男は
リッキーだった















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。