第11話

641
2025/12/13 14:35 更新


유진ユジンside







僕は生まれたときから




星姫がやってくる節目の年に第一皇子として星姫を迎えることが決まっていた




そのせいか小さいときから女の子と会ったことなんてほとんどないし




いつも周りはヒョンたちでいっぱいだった




そんな僕にいきなりどうぞって女の子を出されて




うまくいくはずない




少し憂鬱だなと思いながら




ギュビニヒョンに急かされて星宮に向かった




星落としの儀式で僕とハオヒョンが華の都ではじめて




星姫の顔を見ることになる




それから約1年くらい僕たちと時間を共に過ごして




星姫が曄国か煌国かのどちらかの相手を選ぶ




そうゆうよくわからない決まり




交互にするとかして簡単にすればいいのになあ




なんて考えたのはもう何万回かわからない




유진
유진
すいません遅れました
하오
하오
僕たちも今来たとこだよ~

규빈
규빈
やー!りきや!!どうゆうこと!?
리키
리키
ミアネ~ 言っちゃだめって決まりだったんだよ
태래
태래
あとでちょっと聞きたいことたくさんあるよ
한빈
한빈
ほらもう準備できてるみたいだから
지웅
지웅
ユジンとハオ、早く行きな





後ろでヒョンたちが騒いでいるのを聞きながら




まだ入ったことのない星宮の一番大きな部屋に足を踏み入れた




星姫付きの女官が2人だけ




護衛薄すぎる気がするけどいいのかな




ぐるりと部屋を見渡してそんなことを考えてから




ハオヒョンが座ったのを見て同じように




花の刺繍がされた御簾の前に腰を下ろした




じっと目を凝らすと几帳を挟んださらに奥に




人がいることだけがわかった




ゆっくりと御簾が引き上げられ




しんと周りから音がなくなるような感覚になる




鳥のさえずりさえ今の僕には届かなかった




几帳に女官たちが触れた瞬間




ふっと消えてなくなった




その時僕は几帳が一瞬で消えたことよりも




鸞国の魔力を目の当たりにしたことよりも




そこに現れた君から目を離せなかった




薄い黄色の漢服に透けるような白い肌




少し色が薄い髪の毛に銀でできた髪飾りがよく生えていた




桃色の頬に小さな唇、あどけない瞳は少し揺れていた




(なまえ)
あなた
お初にお目にかかります
(なまえ)
あなた
鸞国、第六皇女、沈 雪花シェン ユファと申します





鈴が揺れるような声色も含めてすべてがなんだか幼くて




でも何より綺麗で溢れ出る輝きに目を奪われていた




あえて言葉にするなら




天の川から星をすくって人の形にしたような




きっと一生忘れられない鮮明な印象だった






プリ小説オーディオドラマ