第3話

#2
3,037
2019/07/10 08:04
シューティングをしているとのんびりと同級生の咲と梨乃が来た。
3年生は3人、2年生は4人、1年生は8人。
少ないけど精一杯頑張ってる。
ざっきー
そろそろ始めるぞー
咲「気をつけ、れい」
全員
お願いします
キャプテンは咲、副キャプテンは梨乃、6番は私。
キャプテンだけはやりたくないし先生はどうしてもってうるさいので6番がいいってだだこねたんだ。
キャプテンなんてチームの顔だしそんなの嫌だ。
ざっきー
じゃああなたーハンドリングのメニュー任せたからー
そんな丸投げされても困るんだけど…
吉田○○
じゃあまずは……
とりあえずいつもの朝練のメニューをしといた。
その後もメニューだけ指示しといて手本とか色々丸投げしやがって!
ざっきー!!
その後男バスとゲームをすることになった。
メンバーも私以外丸投げだってよ!
なんやねん!
吉田○○
じゃあ咲と梨乃と詩音と七海かなぁ…あとで交代とかするから!
「はい!」
ゲームが始まるとやっぱ最初は身長的に全然無理だから男子ボールから始まるわけ。
だから必然的にディフェンスね。
七海はディフェンス苦手だからカバーの準備万端。
男バス1「奏多!!」
七海「あ…」
カバーに飛び出す。
とめられたけど他にパスをだされてなんとかカットして咲にパスを出して走り出そうとする。
吉田○○
っ!?
かかとを踏まれて前向きに転んだ。
そしたらその踏んだ本人、七海が私向きに転んできた。
上から被さる感じで。
左膝を強打した時にさらに上からの体重に耐えられなくなる。
つぶされると七海が
七海「すみません!!」
急いでどくと
吉田○○
…っ……
膝が痛い。
しばらくは動けなかった。
だけどみんなに迷惑かけらんないしどーせあおたんだろう。
そう思って起き上がる。
七海「大丈夫ですか!?」
吉田○○
大丈夫だよ!
笑ってみせると安心したようだった。
こけたとき誰かに蹴られたかというくらいの衝撃だった。
立とうとしたとき
吉田○○
いたっ!!
つい声がでてしまった。
またみんなが心配そうな顔をしてみている。
吉田○○
あ、えっと…あおたんが…
苦しい言い訳。

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