第3話

CHAPTER:1 世話係
1,579
2022/09/19 06:07
ガラガラ
家に帰ると、いつも通り…
杉「お嬢!おかえりなさい!」
世話係の杉原が玄関にいる
今更世話係なんて…
あなた『ん…』
無視するのも心苦しいので返事はしておく
杉「今日は何がありました?」
あなた『…別に、何もなかった』
杉「そうですか…」

「じゃあ、明日はいい事ありますかね?」
うざい
あなた『さぁね』
バタン
さっさと部屋に籠る
前からずっと引っ付いてきて…
杉原side┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
最近…というか、ずっと前からお嬢が冷たい…
杉「俺、なにかしましたかね…?」
霧「あ?知るかよ」
八「きりしま、こうえんいこ」
霧「そうですね。」
…なんであの二人は仲がいいんだろう…
こちらへ向かってくる足音が聞こえる
足音する方へ目を向けると
あなたside┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
帰って来て誰にも会わないのは気が引ける
だから、八重花が居そうなリビングへと足を進める
リビングへ入ると
杉「あ!お嬢!」
げ、、
あなた『杉原、八重花見てない?』
杉「さっき霧島さんと公園に行きましたけど…」
あなた『そ、』
杉「何かありましたか?」
あなた『いや、大した事じゃない』
水を飲もうと、キッチンへ向かう


コップが…
棚の高い場所にあって取れない…
あなた『んむぅ…
杉「はい、どうぞ」 ニコ
あなた『ッッ///』
『あ、ありがと…///
杉「どういたしまして」
こいつぅ…
杉原side┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
なんか…
すっごいお嬢に睨まれるんだけどぉ?
杉「あ、あの…お嬢?」
あなた『何』ギロ
怖っ((( ;゚Д゚)))
やっぱ嫌われてるかな…
杉「い、いやぁ…なんでもないです…」
あなたside┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
恥っず!
身長足んなくてコップ取れないとか…//
羞恥心の塊になりそう…
恥ずかしさで、そそくさと部屋へ戻ってしまう
バタン
あなた『はぁ…』

大きなため息が部屋に広がる
ベッドへ寝転がると、また先程の事を思い出す
あなた『カァァァァァ////』
だってッ仕方ないでしょ!
さっき、杉原が腕伸ばした時…
腹筋見えたんだもん…///
組長の娘とはいえ、女子高生だし…
勘弁してよぉ//
杉原side┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
変に思われたかな…
すぐ部屋に戻っちゃったし…
コップ取ったのがいけなかった!?
あぁぁぁぁどーしよぉぉぉぉぉ
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