(なんだ?心臓が…動悸が激しくなって…つい女王を抱きし_いやいやそんなのありえない)
そう言って私は前を向き魔法を使おうと地面に手を伸ばすしかし
そう言って魔法を発動前に声をかけられてしまい、そう言えば落下中になんでもいいからクッションとなる植物を生やしたがそれをもろ背中で受けてた為、細かい傷跡が積み重なり血が滴っていた。
自分は痛みを感じない。いや感じなくしているためあまり気にしていなかった。とにかく第2王子を、守らなくてはと必死だったのだ。
そう言って手を優しく掴まれ、石の上に座らせられる。そして彼は自分のシャツを破り薬草を取り出し器用に正しい処置を施してくれる。
私は痛みより擽ったさが勝ち
と笑っていたが相手は真剣な表情で傷の手当をしている。その時間は、あまりにも穏やかだった。
そう言って答えれば治療はあっという間に終わり、さらに自分の上着を肩にかけてくれた。後は聖女に癒しの魔法をかけてもらえばいいだろうと助言された。そう心配りしてくれる感じから少しは蟠りが無くなったんだとほっと一息をつけた。
そして私たちは土魔法で作った階段を上る。
かなりの距離だったらしい登っても登っても崖の上に到達しない。
(タヒぬ前の走馬灯みたいにゆっくり落ちてたのかと思ったけど…実際距離があるのね。背中の傷はピリピリするし…脚もぶつけてたせいで少し痛いな…)
そう思いながら階段を昇ってゆく
そう言って力こぶを作るポーズをすればクスリと笑われる。
そう言って私は宙に浮く優しく抱き抱えられ、相手の右腕の中におさまる姿勢でまるで小さな子を前向きで抱き抱えるお父さんのように見えた。私は思わず、
(普通の淑女や令嬢は抱き抱えられて赤面するなり、怒鳴りつけたり、あまりその現状を面白く思わない。だけどこの王女は)
そうルイス心の中で自分の中で、不思議な気持ちが湧いたのは明らかだった。
しかしそうとはつゆしらず、私は周りを見渡し少しずつ崖上が見えそうになった時だ、ふと魔力の微弱な流れを感じた。
私は気づいたのだ、ドラゴンは時期に街に入って暴れる話を、その為に巣穴を別なところに移って居ることを。
視線の先はくらい闇だが確かに闇に光るふたつの目が見えた。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。