第15話

ドラゴンが住む巨山
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2021/01/08 16:32 更新
ルイス
ルイス
ッ___
(なんだ?心臓が…動悸が激しくなって…つい女王を抱きし_いやいやそんなのありえない)
イザベラ
イザベラ
…さてと…3人とはぐれてしまいましたし、何とかここから戻って合流しなければ…第2王子?どうかされましたか?
ルイス
ルイス
ッえ?いっいやなんでもない…
イザベラ
イザベラ
そうですか…良かったです。それなら行きましょうか私が土魔法で階段を作りますので…
そう言って私は前を向き魔法を使おうと地面に手を伸ばすしかし
ルイス
ルイス
ッ!?女王!背中の傷酷いじゃないか!!
イザベラ
イザベラ
え?
そう言って魔法を発動前に声をかけられてしまい、そう言えば落下中になんでもいいからクッションとなる植物を生やしたがそれをもろ背中で受けてた為、細かい傷跡が積み重なり血が滴っていた。
自分は痛みを感じない。いや感じなくしているためあまり気にしていなかった。とにかく第2王子を、守らなくてはと必死だったのだ。
ルイス
ルイス
…一体なんなんだお前は…ほら治療する
そう言って手を優しく掴まれ、石の上に座らせられる。そして彼は自分のシャツを破り薬草を取り出し器用に正しい処置を施してくれる。

私は痛みより擽ったさが勝ち
イザベラ
イザベラ
ふふっくすぐったいです。
と笑っていたが相手は真剣な表情で傷の手当をしている。その時間は、あまりにも穏やかだった。
ルイス
ルイス
…女王は…憎くないのか俺たち王族が
イザベラ
イザベラ
え?…それは……捕まった最初はそうだったと思います。ですが、やっぱり憎しみからは何も生まれないって何処かわかってて…この旅をしてそれがやっと心に落ち着いた感じ…です
イザベラ
イザベラ
つまりは憎くありません。
ルイス
ルイス
…そうか。…後はこれを羽織っておけ。
イザベラ
イザベラ
!ありがとうございます…
そう言って答えれば治療はあっという間に終わり、さらに自分の上着を肩にかけてくれた。後は聖女に癒しの魔法をかけてもらえばいいだろうと助言された。そう心配りしてくれる感じから少しは蟠りが無くなったんだとほっと一息をつけた。

そして私たちは土魔法で作った階段を上る。
かなりの距離だったらしい登っても登っても崖の上に到達しない。


(タヒぬ前の走馬灯みたいにゆっくり落ちてたのかと思ったけど…実際距離があるのね。背中の傷はピリピリするし…脚もぶつけてたせいで少し痛いな…)
そう思いながら階段を昇ってゆく
ルイス
ルイス
大丈夫か?
イザベラ
イザベラ
…えぇ平気ですよ!体力はまだまだあるので!
そう言って力こぶを作るポーズをすればクスリと笑われる。
ルイス
ルイス
女王は相当体力に自信があるんだな。でもこれは見逃せない。ここまで良く頑張ったが…後は任せろ。守ってくれた借りだ。
イザベラ
イザベラ
えっ?わっ!
そう言って私は宙に浮く優しく抱き抱えられ、相手の右腕の中におさまる姿勢でまるで小さな子を前向きで抱き抱えるお父さんのように見えた。私は思わず、
イザベラ
イザベラ
凄いです!視界がとても高くなりました!こんなに軽々しく女性を持てる筋肉素晴らしいです!
ルイス
ルイス
…普通は色々つっこむんだろうけど、…やっぱり女王は変な人だな…
イザベラ
イザベラ
え?あっそうですね!お気遣いをして下さりありがとうございます第2王子様。
ルイス
ルイス
そういうことじゃなくて…まぁいっか。
(普通の淑女や令嬢は抱き抱えられて赤面するなり、怒鳴りつけたり、あまりその現状を面白く思わない。だけどこの王女は)
そうルイス心の中で自分の中で、不思議な気持ちが湧いたのは明らかだった。
しかしそうとはつゆしらず、私は周りを見渡し少しずつ崖上が見えそうになった時だ、ふと魔力の微弱な流れを感じた。
イザベラ
イザベラ
すみません。…先に戻って頂けますでしょうか
ルイス
ルイス
?何故だ一緒に戻れば_
イザベラ
イザベラ
私の足じゃ走れませんし、なるべく早く仲間たちを連れてきて欲しいのです。
私は気づいたのだ、ドラゴンは時期に街に入って暴れる話を、その為に巣穴を別なところに移って居ることを。
視線の先はくらい闇だが確かに闇に光るふたつの目が見えた。

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