第3話

3、【🌸side】
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2024/06/22 10:06
先輩
らんくん〜聞いてよぉ
LAN
…なんですか?

こいつは、女性マネージャーの1人。

恋愛禁止だが、こいつは明らかに媚を売ってくる。

ウザいので無視したいところだが、ちゃんと返事をした俺を褒めてほしい。
先輩
今からねぇ〜警察官の人と合コンなのぉ
先輩
私すごくなぁい?

こいつが口を開けば自慢ばっかり。
LAN
そうですか
LAN
…ところで、明日〆切の編集、まだですよね?
先輩
うっ…えっとぉ
先輩
も、もう終わったのぉ!
先輩
じゃあね、らんくん

本当に自慢だけして通話を切ったマネ。

俺だって忙しいんだよ…。

舌打ちをしたくなる気分で、作業に戻る。

LAN
もう深夜か

気づけば日付を越えている。
LAN
…あれ?

作業用のディスコードの部屋に、まだ1人残っている。

こんな遅くまで何やってんだ…?


心配…になった訳では無いが、気になったので部屋に入ってみた。
LAN
まだ作業してるんですか?
あなた
わっ…らんさん!

確か、女性マネージャーの1人だったか。
あなた
すいません、先輩の仕事を手伝っていて

俺の中でなにか閃いた気がした。

もしかして、あのウザイマネージャーの仕事をやらされてるのかな…?

なんだあいつ、どこまでも性格の悪い女だ。


別にこの子のことが可哀想だから…じゃなくて、あの女が腹立つだけだけど。
LAN
頑張り過ぎも良くないですよ
LAN
自分のことも考えて。


なんだか恥ずかしくて、そのまま部屋を抜けた。

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