時計を見ると、私が二度寝した時間から数十分が経っていた。数十分しか眠っていないのによく眠れた気がする。
やっぱ玲王は1人ぐらいで丁度いいのかもしれない。
誰だよ玲王を大量発生させた奴は(私です)
なんてこった。私が数十分眠っている間に家事終わらせやがった。
これが御影玲王の力か。
どうやら私の仕事まで終わってしまっているようだ。
シゴデキすぎるぜ御影玲王、、、じゃなくて、仕事ぐらいは私にやらせろよ!!!
何をやれば良いんだ私は!!!
家政婦が欲しくて玲王を大量発生させたわけじゃないんだぞ!!
何故か黙る玲王達。
あれ、もしかして私の可愛さで固まっちゃったとか?
そんなわけないか冗談冗談
あ、そんなわけあったわ。
そういえばこの人たち私のことが大大大大大好きな5人の玲王なんだった。
たとえ彼らが偽物だとしてもこんなに愛してもらえるとか嬉しいなぁ。
全員綺麗にシンクロしてぶっ倒れる。あ、ご臨終ですか。可愛いなぁもう。
床に倒れる5人の玲王。
恐らく今警察が来たら真っ先に私が殺人犯だと疑われるであろう。
玲王(本物)が帰ってきたら5人の玲王(偽物)を家に残して私は警察署とか嫌だからとりあえずみんなを起こす。
とりあえず起き上がる玲王×5。
ケチャップはぶち撒けません。勿体無いので。
超お金持ち彼氏の玲王と同居するってなった時は金銭感覚バグらないか心配になったけど、なんとかやっていけて良かった。
話を戻して、、、
玲王の言う"あそこ"がどこかは正直イマイチよく分からなかったが、私は玲王達についていくことにした。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。