マスターと名乗るあなたの下の名前(カタカナ)の雇い主が訪問してきて6日。
その6日間では、様々なことが世間を騒がせた。
1つ目、舞踏会会場で生き残った人物は0。
行方不明届の人物と直近で連絡が取れなくなった人物たち全員が、その会場で死体となって発見された。
2つ目、その舞踏会会場が闇オークションを行っていたと言うこと。
消化後、死体回収の為に中へはいると高価なものがゴロゴロと出てきて、挙句の果てに地下の金庫とその中の商品が見つかり発覚。
そんな不穏なニュースばかりだったが、それでもマスターによる修行という名の地獄は続いた。
ぐったりと項垂れながら、あなたの下の名前(カタカナ)の事を心配する。
優雅にお茶を嗜むマスターは、足を組みながら自信を持ってそう言う。が、
そう、最後に多分とついたのだ。
その言葉に一同は焦りを隠せない。
あはは、と愉快そうに大きく笑うが、その笑い声に怒鳴るように大きな声が響いた。
こんな時でもマスターはそばにおいてあるバインダーへと手を伸ばし、セットしている紙に文字を書き込む。
本当にマスターは同じ人間だろうか、少なくとも心は鬼と同じだ。
ガチャッ、ドンッ、
家中に鈍い音が響く。
音の方向からして玄関だと思うが、こちらへ近づいてきているのか、規則正しいリズムが大きくなる。
カツンッ…___________
壁の少し出っ張った部分を力強くつかんでいるのか、壁からはギチギチと音が鳴る。
入ってきた人物は肩で息をしてゆっくりと落ち着きを取り戻すと共に、顔をちょっと上げた。
…
…
…
《おかえり/なさい !》
「良かった!」「生きてるっ"!」
「帰ってこないんじゃない"かとぉ"!! 泣」
あなたの下の名前(カタカナ)・あなたの名字(カタカナ)、九死に一生を得る。
共に、彼らの成長にも大きく影響を与えた。
この瞬間から、あなたの下の名前(カタカナ)と子供達の溝はなくなり、物語はこの瞬間から動き出した。
次回 皆が急成長。
この国が正式に"ある"グループの国となる!





![[参加型?]空の上で最後の遺言を、](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/fLidrLhRSUUik4ZkTr7M83BhU0V2/cover/01KCTXMWS5RZ2WT40YN9XJ0C3Y_resized_240x340.jpg)





編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。