第7話

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2024/06/02 02:00 更新
〜海人side〜


病室に戻ってきた5人は
なぜか深刻そうな顔をしていた
俯いて、言葉も発しない



海人
みんな?
海人
どう、したの……?
紫耀
……世界、
海人
へ?
紫耀
アメリカの大会に出ないかって
紫耀
先生が
海人
……すご!なんでそんな顔してんの!?
海人
世界だよ!世界!
……行かんわ、アメリカ
海人
……え、なんで?
紫耀
海人を置いていけるわけないだろ



予想もしない行動に
心の中がドス黒いもので埋め尽くされる感覚がした
なんで、せっかく、チャンスが来たのに
俺が、記憶を無くしたから?
俺が、居たから?
そんな理由に無性に腹がたった



海人
……どうして、俺を理由にするの
玄樹
……海人?
海人
俺を理由にしないでって言ってんの!
海人
ずっと夢だった世界大会を諦めるとか、意味わかんない!
海人
さっさと、アメリカ行ってよ!
海人
もう、俺を理由にするなら、関わらないで!



涙でグシャグシャになった顔で叫んだ
なんなんだよ……









夢を諦めないでよ……






〜紫耀side〜


病室から出たあと、俺ら5人は
何も喋らず
それぞれの家へ向かった

世界進出、
6人で目指していたものを
5人では行きたくなかった
でも、海人は、自分が理由にされたと
勘違いをしたんだ
結局、電話をかけ直し
世界大会に出る、という結論に至った


このまま日本にいても、きっと海人は怒ったままで
口も聞いてくれないだろう
……今、話しに行くのも気まずいし、


だから、優勝して帰ってきてやろうと思った
海人の想いも背負って頑張ろうって決めた


傾いた日差しが、俺のことを照らしている
地面に写った影が
海人に見えてしまう
……懐かしいな
こうやって、海人と並んで歩いたな






海人
ねぇ、紫耀
紫耀
ん?なーに、海人
海人
絶対6人で世界行こうね
紫耀
…うん、当たり前じゃん!
紫耀
俺が必ず連れて行ってやる!








世界大会の日程が決まり
1ヶ月後にアメリカへ行くことになった
それまでは、毎日のように
練習の日々
家へ帰っても、練習
1日の半分以上をダンスに費やした



神宮寺
岸くん!動き方違うってー!
えっ、あぁ!こっちか!
岸さん、しっかりー



それでも、普段の会話と何も変わらなかった
変わったのは、ただ
海人がいないだけ……



あれから海人に会っていなくて、
電話もメールも
何もやっていない



玄樹
紫耀、
紫耀
ん?
紫耀
どうした?
玄樹
なんか、やけに紫耀のパート多いよね
紫耀
あ、バレた?笑
玄樹
そりゃ、バレるに決まってるでしょ笑
玄樹
てか、みんな薄々気付いてるよー



やっぱ、みんな感強いな笑
紫耀はわかりやすいってよく言われるけど
こう言われると、なにも言い返せない



玄樹
…………海人のところでしょ?
紫耀
………
玄樹
やっぱり、何も言わないってことは、そういうことだよね
紫耀
うん……
玄樹
ほーんと紫耀は海人が好きだよねー
紫耀
当たり前だろ、笑
紫耀
俺の彼女なんですけど
玄樹
わかってますよー笑



玄樹はいつもこうやってからかってくる
それでも、的を的中させるから、なんとも言えない



玄樹
アメリカ行く前に
玄樹
ちゃんと海人のところ、行くんだよ…
紫耀
あ……
神宮寺
玄樹ーー!
神宮寺
ちょっと岸くんがさー
ちょっ、待てよ!ジンー!
玄樹
ハイハイ、今行くからー
玄樹
………まぁ、紫耀
玄樹
絶対逃げちゃダメだよ



玄樹はそう言い残すと
ジン達のもとへ行ってしまった






マジでサボっててごめんなさいm(_ _;)m
反省してます
これからも書いていくので
よろしくお願いします




そして、
廉くんが耳を怪我してしまい、ライブに出られなかったと
聞いた時は
家で泣きました
廉くんからの言葉を聞いて、安心したけど
やっぱ、2週間の活動休止はとてもツライです
このまま海ちゃんまで壊れてしまうんじゃないかって
想像してしまうほどです
でも、信じて待ち続けようと想いました
廉くんが笑顔で帰ってこれるように
みなさんも頑張りましょ!

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