第13話

 012 . 黒鬼と使者 ¿?
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2026/04/11 11:06 更新





   ヤチヨが去った後、そこには静寂が流れた。
   そんな静寂を破ったのは、妾。





あなた 
 朝日、ヤチヨってなんなんだ? 
 妾の名前を知ってたんだ
 帝 アキラ
 ヤチヨちゃんはこの仮想空間の管理人。
 だから名前を知ってるのは必然だ、
 ただ…… " 守る " ってどういう意味なんだ? 
あなた 
 わからん! 
 帝 アキラ
 あのなぁ……、 





   妾も意味が分からなかったが、
   朝日も同様に分からないらしい。
  
   頭の裏に手を当てて息を吐く朝日を見て、
   妾はエリートだからこそ、
   背中を優しく撫でてやった。




あなた 
 まぁ落ち込むな、
 顔をあげるといいぞ 
 帝 アキラ
 ……なんであなたが上から目線なんだよ 
あなた 
 そんなの、妾がエリートだからだ! 





   胸を張って笑えば、
   朝日の心地よい笑い声が耳を撫でた。




︎︎
 ちょっと〜
 俺らを除け者にしないでくれない? 
︎︎
 帝が楽しそうで何よりだ 





   そんな笑い声と一緒に耳に入ってきたのは、
   朝日と共に来た2人組の声。

   思わず朝日の後ろに隠れ、
   朝日のアバターの長く伸びた髪を引っ張る。




あなた 
 ……これは戦略的な監視ってやつだ 
 エリートの妾は知らない人間に
 怖がったりはしないんだからな…!! 
 帝 アキラ
 わかったから髪を引っ張るな 
 大丈夫、2人は俺の仲間の乃依と雷だ。 
 そして、





   後ろから覗き込むように見ていたのに
   朝日に肩を掴まれ、妾は
   朝日の前に引っ張り出される。




 帝 アキラ
 こっちはあなた
 変なやつだけど良い奴だ 
あなた 
 …変って、妾はエリートだぞ?! 
 駒沢 乃依
 よろしくね〜
 自称エリートさん 
 駒沢 雷
 帝から話は聞いている 
 駒沢 乃依
 そうそう、動画の見すぎで
 その話し方になったんでしょ? 



あなた 
 ……? 
 帝 アキラ
 あー、そうなんだよ 
あなた 
 お前は何を言っているんだ? 
 妾は月から来……っんぐ?! 
 帝 アキラ
 悪い、
 そろそろあなたが寝る時間だから落ちるな 
あなた 
 んーー!! 





   妾の初めてのツクヨミは
   謎多きヤチヨと、朝日の仲間との出会い。

   そして最後は
   なぜか朝日に口を塞がれて終わった。














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