第14話

 013 . 約束と使者 ¿?
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2026/04/14 10:00 更新





   目を開ければ、そこはもう
   ツクヨミから朝日の部屋に戻っていた。

   でも、隣にはまだ目をつぶっている朝日。




あなた 
朝日ー、朝日ーー!!





   妾はちゃんと戻ってきたのに、朝日は
   まだツクヨミにいるのが恨めしくて、
   全力で肩を揺らして名前を呼ぶ。

   そうやって揺らしていれば
   ゲーミングチェアがバランスを崩し……




 酒寄 朝日
戻ったぞあなた、
あとそんな揺らしたら危な……っ!
あなた 
ぅわ、っ?!
 酒寄 朝日
ぃ"って、
あなた 
……あれ、痛くない





   ガタンッ…と大きな音を立て
   妾と朝日は床へ倒れ込む羽目になった。




 酒寄 朝日
危ないだろこのバカ!
怪我したらどうするんだよ
あなた 
わ、悪気はなかったんだ…!
……悪かった





   次の瞬間、もちろん怒られた。

   でも朝日は怒りつつも、
   シュンと項垂れる妾の頭を撫でてくれる。

   それに朝日は、床へ倒れ込む瞬間
   妾の頭を守ってくれていた。




 酒寄 朝日
怪我してないか?
あなた 
朝日のおかげで
 酒寄 朝日
ならいいよ





   やっぱり朝日は……優しい奴だ。




あなた 
それはそうと朝日!
雷と乃依に変なことを言っただろ!!
絶対に妾を変な子供だと思ってる!!
 酒寄 朝日
あながち間違ってないだろ?
あなた 
大間違いだ!!
 酒寄 朝日
それに、" 月から来た "
なんて言って、そう簡単に
信じてもらえるわけないだろ
あなた 
そう、かもしれないが……
もしかして朝日も、妾をまだ疑ってるのか?





   俯いたままそう問いかければ、
   髪の毛がクシャクシャになるくらい
   強く頭を撫でられる。




 酒寄 朝日
俺は信じるしかない出来事があったしな。
あなたの言うこと、信じてるよ
あなた 
………
 酒寄 朝日
でも雷と乃依には言うなよ
2人とも絶対混乱するから。
だからこれは、俺とあなたの約束な





   そう言って差し出されたのは、朝日の小指。




あなた 
まぁそういうことなら…
守ってやらなくもない。
寛大な妾に感謝するんだぞ!!
 酒寄 朝日
はいはい、ありがとうあなた





   そして、妾と朝日は小指を結んだ。




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