あなたside
私は産婦人科がこっちにあるから月に1回は絶対戻ってこなきゃ行けない。でもこの日私は久しぶりに海に行った。理由は産婦人科から出てくるシアさんを見たからだ。
この5ヶ月間ジニオッパを忘れたことなんて1日もなかった、でも私達はもう他人だ。今頃ジニオッパはシアさんと仲良く過ごしている私のことなんか忘れている、そう思うとやっぱり辛くてまたここに来てしまった。
ジニオッパにはシアさんがいるってこと、、、そんなことわかっている。でも、、、、やっぱり好きなんだよね、、、ジニオッパ、、、会いたいよ。
ギュッ
私は今ものすごく会いたくて死ぬほど愛おしいかった人の腕の中にいた。
会いたかった?どうして?シアさんがいるのに、、、私は訳が分からず怒鳴ってしまった
強く押しすぎたのか倒れてしまったジニオッパ、、、5ヶ月ぶりに見るジニオッパは前より痩せていて顔色も悪かった、、、、それにものすごく悲しい顔してる。「大丈夫?」そう言いたかったのに、、、、私の口からはジニオッパを責める言葉しか出てこなかった。今ジニオッパを心配して駆け寄ったらまたシアさんを傷つけると思ったからだ、、、
ジニオッパ以外に愛する人なんて居ないよ、、、でも、この子は1人で育てるって決めたの。もうジニオッパには迷惑かけられないよ。ジニオッパの幸せは私といることじゃないって分かってるから、、、だから、、
ガシッ
こうして私はジニオッパに別れを告げた。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。