不器用だった僕に愛と温もりを教えてくれたあなた … 。
初めてキスしたときのことは僕の一生の宝物なんだ。
寂しくなったら僕を呼んで?
会いたくなったらいつでも、どこにだって飛んでいくからさ。
頼りない僕だけど、僕たちはずっと一緒に居たよね … 。
僕の青春は全部あなたに捧げたんだよ。
あなたが僕の全てだった。
ずっとずっとこの先も変わらず一緒に居るんだと思ってたのに … 。
ふたことだけ書かれた手紙一枚置いて、、
どこに行っちゃったの … ?
…………
逢いたい …
逢いたいよ … 。
僕を置いて …
どこに行っちゃったの … ?
僕の青春は途中で途切れたままだよ?
あなたが居ないと世界は真っ暗で、大好きだったメロンパンも美味しく感じれないよ … 。
〔2年後の今日のお昼、あの大きなモミの木で待ってるね〕
〔じゅな … わたしを捕まえにきて?〕
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。