人にはそれぞれ色々な愛の“カタチ“がある。
愛されることはとても幸せなこと。
私はただ……
愛が欲しかった。
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私は3人の彼氏がいる。
グク、ジミン、テテ。
3人ともイケメンで、愛に飢えていた。
3人は友達だけど、お互いの彼女は知らない。
私、父と二人暮しだった。
母は私を産んですぐ死んでしまった。
父に「母が死んだのはお前のせいだ。」
と言われ、虐待された。
父は虐待がバレ逮捕され、私は施設に預けられた。
私は小さい頃からずっと愛に飢えていた。
寂しかった、何かにすがりたかった。
そんなとき、出会ったのが3人だった。
1番最初に付き合い始めたのは、グク。
年下で、人懐っこくって、私を愛してくれた。
2番目に出会ったのは、ジミン。
いつも私を笑顔で迎えてくれて、辛いことがあった時は慰めてくれた。
最後に出会ったのは、、、テテ。
彼の性格は正直いってよくわからないw
だけど、テテの笑顔はいつも元気をくれた。
3人と付き合っているうちに、私は愛と言うものを知っていった。
でも、同時に罪悪感を感じた。
自分の欲求を満たすために3人を利用した。
だから、別れることを決意した。
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会うと別れが辛くなるから、どこかに姿を消して、もう会わないようしようと思った。
そして、3人の連絡先を消していった。
最後にテテを消そうとしたときに、ケータイがなった。
(○○) もしもし。
(テテ)○○、今からあえる?
迷ってしまったけれど私は……
(○○)うん、
こたえてしまった。
ピンポーン
ガチャ、
(○○)いらっしゃい^^
いつもの笑顔で迎えた。
(テテ)久しぶり^^
(○○)どうしたの?
(テテ)なんとなく○○に会いたくなって、
(○○)何それw
それから1時間ほどテテと話して、そろそろ帰そうと思っていたとき……
(テテ)ねぇ、○○
居なくなろうとしてるでしょ?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!