第13話

Ep12-希望-
449
2024/06/30 03:13 更新
彰人side
東雲 絵名
東雲 絵名
え……!?
朝比奈 まふゆ
朝比奈 まふゆ
ミク……出てきていいの?
ニゴミク
ニゴミク
隠れようと思ったんだけど、それどころじゃなくて……
は?

ミク……?

なんで、姿が違う?

俺たちのセカイのミクじゃねぇ……
ニゴミク
ニゴミク
みんな、今すぐセカイに来て
セカイ?

は、待てよもしかして……

暁山、絵名、朝比奈さん、宵崎さんのセカイ……?
東雲 絵名
東雲 絵名
わかった
東雲 彰人
東雲 彰人
俺達も行っていいか?
東雲 絵名
東雲 絵名
え……彰人……
ニゴミク
ニゴミク
うん、いいよ。
何が何だかわからんが、急いでるみたいだしな。

後で聞こう。
ー誰もいないセカイー
東雲 彰人
東雲 彰人
なんだ……ここ
なんもねぇ……
ニゴミク
ニゴミク
ここは、まふゆの想いで出来たセカイ。
え?

朝比奈さんの……?
ニゴミク
ニゴミク
今はみんなのセカイだけどね
ニゴミク
ニゴミク
……そしてもちろん、瑞希の想いもある
っ……

やっぱ暁山のこと絡んでくるか……
東雲 絵名
東雲 絵名
彰人たちは、セカイって聞いてわかるの?
え、あー……

言っていいのか……?
青柳 冬弥
青柳 冬弥
……はい。
東雲 彰人
東雲 彰人
おい冬弥……
青柳 冬弥
青柳 冬弥
別にいいだろう。
もうこのセカイを知った以上、俺達も言うべきだ
んー……

変に真面目だからな……
東雲 彰人
東雲 彰人
……俺たちのセカイもある。
東雲 絵名
東雲 絵名
え……
東雲 彰人
東雲 彰人
ストリートのセカイだ。
ニゴミク
ニゴミク
ここは、「誰もいないセカイ」だよ
誰も、居ない……
暁山 優希
暁山 優希
……これ…
すると、優希さんはひとつの何かを拾った。
暁山 優希
暁山 優希
私が瑞希にあげた……リボン
ニゴミク
ニゴミク
……
天馬 司
天馬 司
……俺達も、セカイがある。
東雲 彰人
東雲 彰人
え?!
天馬 司
天馬 司
「ワンダーランドのセカイ」だ
嘘だろ……

こんなにセカイってあるもんなのか……
ニゴカイ
ニゴカイ
ミク、早く言ったらどうだ
は?

KAITO……?
ニゴルカ
ニゴルカ
いいじゃない。
珍しいお客さんよ?
ルカ……?

なんだよ……

俺たちのミクたちとだいぶ違うな……
ニゴカイ
ニゴカイ
ミクが言わないから俺が言う。
……瑞希の想いが消えかけてる。
は?
東雲 絵名
東雲 絵名
瑞希の……想い?
ニゴルカ
ニゴルカ
想い、というか……
そのもの自体って言った方が的確じゃないかしら?
暁山 優希
暁山 優希
そのもの自体……
ニゴミク
ニゴミク
……つまり、存在。
宵崎 奏
宵崎 奏
え……?
ニゴルカ
ニゴルカ
「暁山 瑞希」という存在自体が、消えようとしているのよ
暁山 優希
暁山 優希
え……?
それって、つまり……
……優希さんが言えなくなったのもわかる。

存在が消える。

それは……




















暁山が死ぬってことだ。
東雲 絵名
東雲 絵名
……どうしたらいいの……?
ニゴミク
ニゴミク
……想いは消えても、また取り戻せる。
けど……存在が消えたら、取り戻せない。
ニゴミク
ニゴミク
ほら……
ミクは、少し遠くの地面を指さした。
その地面には闇が広がっていて、底が見えなかった。
ニゴミク
ニゴミク
セカイの瑞希の想いが消えようとしてる。
だから、それを止めて。
ニゴカイ
ニゴカイ
……「壊れる」と「消える」は違うだろ?
壊れると、消える……


うん、違う。
ニゴミク
ニゴミク
奏たちならできるよ。
ほら、瑞希が目を覚ましそう。
東雲 絵名
東雲 絵名
え?!ほんと?
ニゴルカ
ニゴルカ
えぇ。
……みんな、瑞希を救ってきてね
……ったりめぇだ。

絶対救う。

暁山は、俺を救ってくれた。

だから今の俺がある。

次は、

















俺の番だ。

【壊れる】
ー形あるものが崩れたり、砕けたりする。

【消える】
ーはっきりと現れていたものが、そうでない状態になる。
暁山 瑞希
暁山 瑞希
っ……
暁山 優希
暁山 優希
っ!!
瑞希!!
え……

なんで、みんないるの?
暁山 瑞希
暁山 瑞希
お姉ちゃん……
あぁ……

懐かしい。

お姉ちゃんの温かさ。

絵名も奏もまふゆも、みんな……いる。

弟くんも元気なのかな。

あーあ。

死ねなかった。
神代 類
神代 類
……瑞希
その時、類がボクを呼んだ。
神代 類
神代 類
……ほんとに、ごめん……
暁山 瑞希
暁山 瑞希
……え…?
なんで、類が謝るの?
神代 類
神代 類
瑞希こと、わからなかった。気付けなかった。
ずっと一緒だったのに。
神代 類
神代 類
仲間を……辛い目に合わせた。
え……?

ボク……まだ、類の仲間?

類の仲間で、居れてるの?
暁山 瑞希
暁山 瑞希
ボクが悪いんだよ。
こうやってみんなに迷惑かけて……
償いたいよ
あれ?

ボク、今言葉がスルッと出てきたな。

償いたい?

生きたいの?

生きて、償いたいの?
東雲 彰人
東雲 彰人
……暁山
気付けなくてごめん。
……俺、暁山にすげぇ助けられた。
え?
東雲 彰人
東雲 彰人
今までなんのために歌ってたかを見失って……
でも、暁山の言葉で気付いたことがあってさ。
暁山 瑞希
暁山 瑞希
無理に、自分を塞ぎ込もうとしなくていいんだよ
東雲 彰人
東雲 彰人
俺は……1人じゃなかった
東雲 彰人
東雲 彰人
さっき暁山は償いたいって言ったろ?
俺だって同じだ。
償いたい。
ひとりじゃなかった……のか。
東雲 彰人
東雲 彰人
なぁ、暁山
東雲 彰人
東雲 彰人
一つだけ、俺のわがまま聞いてくれない?
暁山 瑞希
暁山 瑞希
……うん
東雲 彰人
東雲 彰人
……俺たちと生きて、






























東雲 彰人
東雲 彰人
罪を償いに行こうぜ

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