第9話

本編の解説 プロローグ〜2話
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2024/02/23 15:03 更新




まずこの物語には二人のローレルがいます。



1、元々ツイステッドワンダーランドにいたローレル→ローレル・アコーニト

2、ユウと同じく日本にいたローレル→水無月晃



二人の共通点として挙げられるのは

・いじめられていたこと。

・どちらも死亡していること。

・大切な人がそれぞれいたこと

この大切な人はそれぞれ
ローレル_イデア・シュラウド
晃_ユウ

となっています。



これを踏まえた上で解説していきます。




プロローグでのあの自問自答は全て晃によるものです。

あの時は晃が死んで、同じ時に死んだローレルの体に魂だけが移りました。

簡単に言うと成り変わりみたいなものです。



またプロフィールの時に


上記のようにあったと思いますが、これもほとんどが晃の心情です。

「返せ。本物を。」
は、無意識に自分の体では無いと感じ、元の人物(ローレル)の魂を返せと言っています。


しかし、最後の一文「偽善者め、俺は、お前を許さない。」とありますが、こちらの文章はローレルの心情です。

ローレルの憎しみを表しており、この文にルビをつけるのならば

偽善者裏切った者達め、ローレル・アコーニトは、お前アルーム・アスホールを許さない。」
となります。



ちなみに言いますと、この時点では物語の構造は全く定まっていませんでした笑





1話では最初に
とありました。


これはローレルの方の回想であり、死ぬ前のシーンです。


この文の“アイツ”というのはアルーム・アスホールの事であり、彼女が来たことでいじめが始まったというのを表しています。

(今後、ローレルのいじめに至るまでのストーリーも番外編で書かさせていただきます。)


ローレルが死ぬ瞬間、魂が抜けたと言っていますが、これは丁度晃が死んだ瞬間でもあり、この時に晃の魂がローレルの体に宿りました。

これが暗示するのは「ローレルの魂が死んだ」ということです。

ここでの「俺」はローレルに当たります。




この先からは晃に移り変わって行きます。


晃は目覚めてから、何度も違和感が襲っていました。

これは「まだ魂が体に馴染んでいなかった」というのと「ローレルの記憶と強い信念が体に刻まれていた」という二つの要因があったからです。

なので晃がいる場所、どこに向かっていたのかもはっきりと分かっていました。

この感覚が晃にはなかったので結果「気色悪い」という心情になったのです。


最後の「息苦しいな」という一言は晃とローレルの心情が混ざり合っています。

いじめられていた苦しさから早く逃れたかったのに、まだ続くのだということが肌で分かって、呟きました。
(特に深い意味はありません)





2話は個人的にかなりややこしかったかなと思います。

まず
そして
の三つの部分。


これらは全て晃とローレルの思いが一致していない、つまり晃でいう「気色悪い」状態です。


ローレルの思いは
「俺から頼んだに決まってるじゃん。」
「いや、もう諦めるか。」
「だったら、全て壊せばいいじゃないか。」
です。

この思いが晃にとっては慣れないことで「違っている」と思ったり、疑問に思ったりしています。


これらから、まだ魂が体に馴染んでいないということがわかります。


また、ここからまだ少しは同じように疑問に思っていたり、「コイツは俺と違うのに」と悩むシーンがあります。

これも同じです。



しかし最後の方にいくと



魂が体に馴染み、はっきりとローレルの存在が分かるようになっています。


わかりやすく「」が付くようになっていますよね。

これが晃がローレルのことを知っていく始まりでした。



さて、ここで皆さんに問いです。
「いいや、復讐はしない。だけど___」とある___に入る文は分かりますでしょうか。



是非考えてみてください。


次のチャプターにて答えをお話しします。







おまけ



この文、一見ただの文にしか見えませんが、
”晃が前世の記憶、感覚を覚えている“という意味が込められています。

晃もいじめられていたのですから、首を絞められるという感覚、苦しみを知っていたのです。





では、また次のチャプターでお会いしましょう。

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