あなたsaid
天月「あなたの活動名ちゃん大丈夫そう〜?」
『大丈夫です…ありがとうございますほんと…』
天月「いえいえ。熱あるのに家で一人って心細いでしょ?」
『天月さあああああん😭』
あの日、土砂降りの中傘もささずに帰って(♫53参照)案の定熱を出してしまった。
今日、偶然天月さんが連絡をくれて、会話してる最中に熱だってバレちゃったという…笑
なんで文字だけで分かるの?!
『そういえばなんで熱出してるってわかったんですか?』
天月「いや誤字めちゃくちゃやばかったよ?笑なんか明らかに様子おかしかったから」
『なるほど…』
天月「まぁ来てみたら体調はまだ大丈夫そうだね」
『…体調“は”?』
天月「あれ、なんか悩んでるっぽいなーって思ったんだけど…ハズレた?」
“……好きです。私、道枝さんのことが”
……思い当たる節はある。
たぶん、昨日のこと。
『…たぶん、当たり?』
天月「曖昧だなぁ、笑思い当たる節はあるんだ?」
『…まぁ、なんとなく』
天月「あなたの活動名ちゃんが良かったら話聞くよ?何か助けになるかもしれないし」
『…実は、』
天月さんに昨日のことを全部話した。
その時、私がどんな気持ちだったのかも。
天月「そっかぁ〜…ねぇ、それってさ、」
“好きなんじゃない?道枝くんのこと”
『…!』
みっちーのことが、好き…
そうだ、私、みっちーのこと好きなんだ。
みっちーが花園さんに告白されてるのを見て嫌だと思ったのも、
続きが怖くて逃げ出したのも、
好きだったからなんだ。
でも…
『私…ファンです』
天月「そうだね」
『それに、みっちーは花園さんとお付き合いしてるかもしれないし…』
天月「…好きな人に恋人がいるかもしれなくても、まだ確証は無いんだし、チャンスはあるんじゃない?
それに、好きでいる分には自由だよ。誰も否定なんてしない」
『好きでいる分には、自由…』
天月「うん、気持ちは変えられないんだから」
…そっか、自分の気持ちは否定しなくていいんだ
そう思うと、自分の中から何かが込み上げてきて泣きそうになった。
『…本当、ありがとうございます』
天月「全然…っていうか、もしかして眠い?笑」
『なんか、思う悩んでたものが消えて安心して…笑』
天月「そっか笑ゆっくり寝てね。じゃあそろそろ俺は帰るね」
『あ、はい、ありがとうございました』
天月「おやすみ」
『おやすみなさい』
気づいたら、私は深い眠りに落ちていた。
なんか間違えて非公開にしてたみたい😢
すみません🙇












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。