第3話

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2026/04/01 12:23 更新














🐺
🐺
帰るぞ、ハルト


🦋
🦋


特に約束もしていないのに、2人は自然に同じタイミングで立ち上がる。

それが当たり前みたいに

廊下を並んで歩く

会話はほとんど無い。

でも沈黙が気まづいと思ったことは1度もなかった



🐺
🐺
今日さ


ジョンウがふと思い出したように言う。


🐺
🐺
ダンスの先生に褒められた


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🦋
知ってる

🐺
🐺
え?


🦋
🦋
後ろで聞こえてた


ハルトは前を見たまま答える。


🐺
🐺
…なんだよ、それ


ジョンウが笑う


その時、向こうからスタッフと話している女の子がジョンウに気づいた。


girl👧🏻‎
あ!ジョンウさん!今日のダンス凄かったです!


🐺
🐺
え?あ、ありがとうございます

少し照れたように笑うジョンウ。


──その様子を、ハルトは黙って見ていた。

girl👧🏻‎
じゃ!また!

女の子が去っていく


数秒の沈黙。


🦋
🦋
……帰るぞ

ハルトが先に歩き出した


🐺
🐺
あ、待って!

ジョンウが慌てて追いかける


🐺
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なんか、怒ってる?

🦋
🦋
別に

🐺
🐺
絶対嘘

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🦋
早くしろ、腹減った

いつもと同じ声

でも、歩くスピードだけ少し速かった

ジョンウは小さく首をかしげながら、その背中を追いかけた。



──この距離が変わるなんて、まだ思ってもいなかった

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