あなたは笑顔で手を振り、学食に座る蓮と律に駆け寄る。
あなたは頷いた。
あなたは唇を震わせながら深呼吸をした。
視界には律と蓮以外居ないと錯覚するほどあなたは真っ直ぐに彼らを見つめた。周りの喧騒すらも耳には届かず、2人の息を呑む音だけが響いた。
あなたの声は不安定に揺れている。
あなたは再び深呼吸をした。
あなたは自嘲するように笑った。
あなたの瞳に淡い影が落ちた。
席から立ち上がる蓮を律が止めた。
2人があなたに視線をずらす。
あなたは目を見開いたまま固まっていた。
蓮があなたの目の前で手を振る。
あなたは一瞬顔を伏せた。
顔を上げたあなたには、眉尻を下げたどこか安心したような笑みが浮かんでる。
少し憑き物が取れたようなあなたの顔に律は顔を真っ赤に染め、蓮は顔をほんのり赤くさせて照れくさそうに視線を逸らした。
あなたの笑顔に釣られるように律や蓮の顔にも心なしか笑みが浮かぶ。
律が示した先には長蛇と言うほどでもないがそれなりに人が並んだ列があった。
あなたはつま先立ちになって列の先頭を見据える。
3人は列の最後尾に並んだ。
誰かの声が耳に入り、あなたはメニュー表を探すために周囲を見渡す。
人混みの中誰かの示した先にはたしかに写真付きのメニューが貼ってあった。
蓮はあなたの示した先を辿るとメニューを見つけた。
3人が雑談をしているとあっという間に順番が回ってきた。
スポットライト枠
藍世 様
兎月 りな 様
(何人か見落としてるかもしれませんが、その場合コメントで教えてください…)スポットライトありがとうございます












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!